ソロモン海での輸送作戦とは? わかりやすく解説

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ソロモン海での輸送作戦(1)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 14:03 UTC 版)

水無月 (睦月型駆逐艦)」の記事における「ソロモン海での輸送作戦(1)」の解説

パラオ輸送後の1943年昭和18年2月6日から佐世保整備修理行い24日ソロモン海向けて出撃した。25日皐月水無月文月長月の第22駆逐隊復活した第三水雷戦隊所属し金岡三中佐が駆逐隊司令任命された。水無月ラバウル拠点に、3月上旬からレカタなどソロモン諸島方面輸送任務就いた3月7日ニューブリテン島スルミ輸送中に座礁文月曳航離礁した。3月は「水無月」は「文月とともにレカタへの弾薬糧食等の輸送3月11日揚陸)とスルミへの101設の物件輸送3月15日24時スルミ着)に、「文月」、「長月」、「皐月とともにフィンシュハーフェンへの兵員などの輸送3月30日揚陸)を行なった4月2日、「水無月」、「文月」、「長月」、「皐月」はカビエンからフィンシュハーフェンへの輸送任務出撃したが、敵機接触されたため引き帰したその際敵機攻撃で「文月」が損傷したツルブへの揚陸変更し、「水無月」、「長月」、「皐月」は再び出撃して4月8日兵員などを揚陸した。4月14日、「水無月」はガロベ島へ佐五特の一部揚陸した。 5月28日長月皐月と共にショートランド泊地出撃するが両艦が座礁し水無月長月救援して29日早朝離礁した。6月2日長月と共にコロンバンガラ輸送実施した詳細は「ニュージョージア島の戦い」を参照 連合軍6月30日レンドバ島上陸した日本軍揚陸補給部隊撃滅計画7月1日ブインにいた水無月長月三日月ブカにいた天霧初雪駆逐艦5隻が集結して先行し新月望月皐月夕凪駆逐艦4隻が後続したが会敵しなかった。その後コロンバンガラ島陸軍へ夜間輸送日米激戦になり、4日は米駆逐艦ストロング撃沈した輸送中止5-6日のクラ湾夜戦新月長月沈没して第三水雷戦隊司令部全滅輸送一部しか成功しなかった。9日輸送妨害がなく成功した詳細は「コロンバンガラ島沖海戦」を参照 水無月12日皐月夕凪駆逐艦松風輸送隊編制し出撃軽巡神通駆逐艦清波、雪風浜風夕暮三日月警戒隊が護衛した12日深夜警戒隊と米艦隊交戦しコロンバンガラ島沖海戦勃発したこの間輸送隊13日0時過ぎに揚陸開始、約1時間で全輸送成功した警戒隊の神通沈没し水無月皐月と共に神通救援に向かうが生存者発見できず、7時35分に救助活動中止しブイン戻った17日朝、ショートランド泊地給油中に空襲損傷、この空襲初雪沈没したブイン18日空襲を受け夕凪損傷し同日出撃した輸送隊には夕凪代わり水無月加わった輸送隊水無月三日月松風編制となり、重巡熊野鈴谷鳥海軽巡川内駆逐艦雪風浜風・清波・夕暮護衛してコロンバンガラ島向かった19日深夜揚陸成功したが、帰路夜間空襲受けて水無月損傷。清波と夕暮沈没した20日午前に両隊は合同ラバウル帰投した。 ラバウル応急修理後、30日夕凪と共に輸送船白山丸国川丸護衛して出発トラックサイパン経て8月10日に呉に到着修理入った 9月13日に呉を出撃横須賀サイパントラック泊地経由しラバウル方面到着輸送作戦従事した9月28日コロンバンガラ島からの撤退作戦セ号作戦)に、皐月文月と共に輸送隊として参加駆逐艦7隻(秋雲磯風風雲夕雲天霧夕凪松風)が護衛などに就き撤退成功させた。その後南洋輸送作戦従事した10月25日磯部慶二大尉艦長就任した

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ソロモン海での輸送作戦(2)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 14:03 UTC 版)

水無月 (睦月型駆逐艦)」の記事における「ソロモン海での輸送作戦(2)」の解説

詳細は「ブーゲンビル島の戦い」を参照 10月31日連合軍輸送船団襲撃部隊編制されラバウル行動可能な全艦となる重巡妙高羽黒川内駆逐艦5隻(時雨五月雨白露文月水無月)で出撃したが、天候不良会敵できず帰投した。11月1日連合軍ブーゲンビル島上陸した日本軍逆上陸を計画し先の襲撃部隊軽巡阿賀野駆逐艦長波、初風若月加え水無月文月卯月夕凪天霧と共に輸送隊編制した同日午後に出撃したが、水無月は単艦でブカ島輸送担当し2日朝にラバウル帰投した。襲撃部隊ブーゲンビル島沖海戦戦い川内初風喪失して艦隊敗れた3日トラックからラバウル向かった那珂五十鈴駆逐艦磯風浦風輸送船護国丸清澄丸の船団空襲を受け、清澄丸が航行不能になった水無月ラバウルから救援出動清澄丸を曳航する五十鈴磯風と共に護衛してカビエンに入泊。水無月4日夜にラバウル戻った6-7日の夜間には軽巡夕張時雨と共にブカ輸送成功7日夕には夕張水無月で再びブカ島輸送へ向かうが空襲受けて中止し8日朝にラバウル戻った11日第二次ラバウル空襲駆逐艦涼波が沈没阿賀野軽巡能代トラック泊地撤退したその後ラバウル拠点輸送作戦継続するが、24日駆逐艦大波巻波夕霧セント・ジョージ岬沖海戦沈没ニュージョージア諸島方面への駆逐艦輸送中止となり、損傷した艦は順次トラック泊地後退した水無月12月3日長波曳航夕張文月護衛ラバウル出発し8日トラック泊地到着した。 しかし12日には再びトラック泊地出てラバウル向かい座礁した夕凪曳航して離礁助けた後、輸送作戦再開した23日、ガロベ島輸送中に空襲を受け小破トラック泊地後退修理行った1944年昭和19年1月15日、第22駆逐隊司令は岡三知中佐交代した1944年昭和19年2月になるとラバウル連日空襲を受けるようになり、艦艇大部分トラック泊地避退したが、水無月輸送任務続けた2月12日夕月と共にトラック泊地出発ラバウル経て20日ニューブリテン島カブブ輸送実施。2隻は24日パラオ帰着しトラック泊地から脱出した工作艦明石駆逐艦秋風合流した。これが南東太平洋方面での最後駆逐艦輸送となり、日本水上艦艇ラバウルからほぼ撤退した

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