スーパーへの転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:45 UTC 版)
旧ジャスコと合併した百貨店 伊勢甚(茨城県)- 1956年開業。伊勢丹A・D・O加盟。1977年、ジャスコに小売部門を全面譲渡、「伊勢甚ジャスコ」と呼称したが現在はすべて閉店。「伊勢甚本社」はホテルや不動産業ほかを運営。 さとり百貨店(群馬県・渋川市)- 1948年開業。1981年合弁で「群馬ジャスコ」を設立。総合スーパー化。1999年、ジャスコが吸収合併。 扇屋(千葉県)- 1933年(昭和8年)に扇屋モスリン店として創業し、1959年(昭和34年)に本店が百貨店となった。1971年、松坂屋と提携。1976年(昭和51年)8月21日合弁で「扇屋ジャスコ」を設立、総合スーパー化。1999年、ジャスコが吸収合併。 はやしや百貨店(長野県・松本市)- 1956年(昭和31年)に長野県下第1号の百貨店として開業。1970年 、ジャスコと提携により総合スーパー化、「信州ジャスコ」に社名変更。1999年にジャスコが吸収合併。 ほていや百貨店(長野県・上田市)- 江戸時代から続く布忠呉服店が1957年(昭和32年)に百貨店法による百貨店になったものであったが、大手スーパー進出に対抗するためにジャスコと提携し、総合スーパー化した。松坂屋と提携していた。以降、1988年に「信州ジャスコ」に吸収合併。 いづも屋百貨店(新潟県・高田市)- 1927年(昭和2年)新潟県下最初の百貨店として開業。1976年、ジャスコと提携。1985年(昭和60年)2月にいづも屋百貨店を閉店し、同年11月に郊外に「イヅモヤジャスコ」を開業した。1996年(平成8年)3月にジャスコ上越店が開業したことに伴ってイズモヤジャスコも閉店した。 マイカルと合併した大衆デパート(百貨店協会非加盟) 室蘭ファミリーデパート(桐屋) ショッピングデパート千葉久(一関) 宮古ファミリーデパート玉木屋 赤トリヰ(須賀川) ファミリーデパートノムラ(原ノ町) 足利ショッピングデパート(足利) 千日デパート ダイエーグループ ヤマニ三春屋(水沢)→ 水沢ダイエー → ダイエー水沢店 → 閉店 東光デパート(一関)[要出典]→ ヤマニ三春屋一関店 → 一関ダイエー → ダイエー一関店 → 閉店後しばらく建物は放置されたが、1F部分に「新鮮館おおまち」が入居。その他のフロアは2階のトイレ1か所を除いて閉鎖中。 渕上 - 1953 - 1963年。ユニードの前身となる百貨店。 その他 西條(名寄市) (SC) - 1960年開業。西武JMA加盟。1990年代、郊外型スーパー、ホームセンターに業態転換。 マエダ百貨店(青森県むつ市)(SC) 京浜デパート(東京市芝区、蒲田区、横浜市鶴見区、川崎市川崎区)- 京浜電気鉄道と白木屋の取引問屋が出資して1933年(昭和8年)に資本金10万円で設立され、白木屋の分店計画を継承したもの。京浜電気鉄道品川駅の地階と地上1階の計約1,000坪の品川店を開設したのが始まりである。蒲田分店(1934年(昭和9年)9月開業)や鶴見分店(1935年(昭和10年)3月開業)、川崎分店(1935年(昭和10年)5月5日開業)など母体企業である京浜電気鉄道の沿線での多店化を推し進めた。菊屋デパートの名称で池袋分店(1935年(昭和10年)2月開業)や高田馬場分店(1935年(昭和10年)12月開業)という他の鉄道会社のターミナル駅への出店を行った。1940年(昭和15年)3月15日に菊屋デパート池袋分店を武蔵野鉄道(現在の西武鉄道)へ売却して武蔵野デパートとなり、他の店舗も戦災で焼失するなど、第2次世界大戦終了時までに品川と鶴見の2店舗にまで事業規模が縮小した。1963年(昭和38年)10月に開店した富岡店を京浜ストアとして開店するなどスーパーマーケット事業へ業態転換を進め、現在は京急ストアとなっている。 松喜屋(赤灯台)(横浜市伊勢佐木町)- 第2次世界大戦後に呉服店から百貨店化し、「赤灯台」として進駐軍の軍人や市民に親しまれた。しかし、松屋と野澤屋の横浜二大百貨店が本格的に営業を再開すると業績が悪化し、1968年ほていやに株式売却(合併)、総合スーパーへ業態転換、1969年営業譲渡。ユニー・ピアゴイセザキ店となるも、2020年8月閉店。 丸大(新潟県)(SC) - 1952年(昭和27年)4月に創業した衣料品店が、1963年(昭和38年)6月15日に百貨店審議会で認可を受けて百貨店化した。1977年(昭和52年)にイトーヨーカ堂と提携。以降総合スーパー化。現在も「セブン&アイ」の一員として存続しているが、総合スーパー「イトーヨーカドー」のフランチャイズ店を運営している子会社としてであり、百貨店業態ではない。
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