モスリンとは? わかりやすく解説

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モスリン【(フランス)mousseline】

読み方:もすりん

梳毛(そもう)織物の一。薄手柔らかな平織り毛織物。綿製のものは綿モスリンという。メリンスモス唐縮緬(とうちりめん)。

[補説] 「毛斯綸」とも書く。


モスリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/12 14:09 UTC 版)

モスリンフランス語: mousseline英語: muslin)とは、木綿羊毛などの梳毛平織りにした薄地の織物の総称[1]。名称はメソポタミアモースルに由来するとも[1]、そのふんわりとした風合いを示すフランス語のムースに由来するとも言う[2]ヨーロッパではモスリンは薄手の綿織物を指し、またアメリカ合衆国ではキャラコのことをモスリンと呼ぶ。日本語では先行して流入した毛織物のメリンスとの混同があって、主に毛織物をモスリンと呼び[3]、「毛斯倫」や「毛斯綸」などと宛字される場合もある。


  1. ^ a b 「モスリン」『日本国語大辞典
  2. ^ a b c d Susan W. Greene, "Muslin." Encyclopedia of Clothing and Fashion. Ed. Valerie Steele. Vol. 2. Detroit: Charles Scribner's Sons, 2005. p434-435.
  3. ^ a b c 山辺知行「モスリン」『日本大百科全書
  4. ^ キャリン・フランクリン監修、深井晃子(日本語版)監修、秋山淑子ほか訳『世界服飾大図鑑』河出書房新社、2013年。
  5. ^ 「ゴロ」「ゴロフクレン」「フクリン」「唐縮緬」『日本国語大辞典
  6. ^ 新村出「近世輸入服飾品と其名称」『南蛮更紗』平凡社、1995年(初版改造社、1924年)。
  7. ^ 「モス」「モスリン」「メリンス」「唐縮緬」『日本国語大辞典
  8. ^ 「新モス」「モスリン」「綿モスリン」『日本国語大辞典
  9. ^ 「絹モスリン」『日本国語大辞典
  10. ^ a b c 村上はつ「羊毛工業」『国史大辞典』吉川弘文館、1993年。


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モスリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 05:56 UTC 版)

十二秘色のパレット」の記事における「モスリン」の解説

パレット養成学校2年生17歳。セロ親友である。黒髪ウェーブかかった髪型。実は彼氏がいる。ペアの名はケチョンパ。

※この「モスリン」の解説は、「十二秘色のパレット」の解説の一部です。
「モスリン」を含む「十二秘色のパレット」の記事については、「十二秘色のパレット」の概要を参照ください。

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