コンコルド効果
別名:コンコルド錯誤、コンコルドの誤り、コンコルドの誤謬、サンクコスト効果、コンコルドエフェクト
英語:Concorde effect、Concorde fallacy
投資が回収できず損失につながるとすでに分かっていながら、今まで投資した金額や時間を惜しみ、投資を継続してしまう心理的傾向の通称。埋没費用(サンクコスト)を生み出す心理、もしくは、埋没費用そのもの。
コンコルド効果という通称は、英仏共同事業として運航された超音速旅客機の名称に由来する。コンコルドは1969年に開業して、たいへんな注目を集めはしたが、採算が取れないまま1976年に機体の製造を終了、その後も商業的に成功する見込みがないまま2003年まで運航は継続され、墜落事故を契機にようやく運航停止が決定された経緯がある。
サンクコスト効果
埋没費用
(サンクコスト効果 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 22:15 UTC 版)
埋没費用(まいぼつひよう、英: sunk cost)とは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと[1]。英語表記をそのまま音写してサンクコストともいう。
- ^ 「サンクコスト」 - 日本大百科事典
- ^ グレゴリー・マンキュー著、足立英之ほか訳『マンキュー経済学』1、ミクロ編、東洋経済新報社、2000年。[要ページ番号]
- 1 埋没費用とは
- 2 埋没費用の概要
- 3 寡占と競争可能性
- 4 参考文献
- 5 関連項目
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