クローサーの力を狙う者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:07 UTC 版)
「呪法解禁!! ハイド&クローサー」の記事における「クローサーの力を狙う者たち」の解説
アントニオ 怪しげなアクセサリーを身に付けたケニア人の呪術師。宅配便と偽ってチャモキーを黒兎家に配達し春瓶を狙ったが、ハイドに返り討ちに遭い、呪いが跳ね返りトラックごと橋から落ちる。単行本1巻の巻末で初めて名前が明かされる。その後は他の呪術師達と共に春瓶達に協力している。チャモキー アントニオの呪術人形で、サルのぬいぐるみ。自身から伸びている無数の黒い触手で周辺の刃物を操る呪術「暗黒の猿芝居(ハローブラックネス)」を使う。こちらも単行本1巻の巻末で初めて名前が明かされた。 チルドスキー ロシア人の呪術師。父のサーモン工場を潰してしまい、簡単に地位と名誉を手に入れるために春瓶を狙った。ハラワタスキー粉砕後は呪いが跳ね返って盲腸炎、十二指腸潰瘍、急性胃炎の併発で入院生活を強いられる事になる。入院中に春瓶らに居所がばれてしまい、他の呪術師の居場所を教える羽目になる。その後は他の呪術師達と共に春瓶達に協力している。ハラワタスキー チルドスキーの呪術人形のびっくり箱。自分を最初に開けた部屋を一つのびっくり箱に変え、窓や扉などの開ける物から自在に飛び出す呪術「死刑囚監房(デスハウス)」を使用するが、その内部から開けた物に対しては強制的に飛び出してしまう欠点もあり、それが敗北につながった。 バグス 呪術師。この世の中はすべて自分の思い通りにできると考えるような傲慢な性格。自分の邪魔をするものは「傲慢だ」といってセヤブティで容赦なく傷つける。セヤブディ粉砕後呪いが跳ね返り、影を踏まれると踏まれた箇所に激しい痛みを感じるようになり(しかしうっかり影を踏んだ警官達はこの事を知らない)、一切の光が届かない独房に入れてもらった。その後は他の呪術師達と共に春瓶達に協力している。セヤブディ バグスの呪術人形で、ワヤン・クリの皮人形。呪術師同様、かなり傲慢な性格。対象者の影に攻撃することで対象者本人に傷を負わせることができる呪術「戦慄の影絵芝居(ブラッディーワヤン)」を使う。 エンリケ まだ少年だが、呪術人形を2体も扱う事が出来るほどの実力者。父親が早くに死んで心臓を患っていた母親の手術費を稼ぐため、占い師で生計を立てていた。ミケランとケフマンの粉砕後は呪いが跳ね返り、屋根から落ちるが春瓶に助けられ、「窓辺の男」の存在を春瓶達に話す。その後は他の呪術師達と共に春瓶達に協力している。ケフマン エンリケの呪術人形で、四本腕を持つ道化師のマリオネット。紳士口調。呪術はワイヤーを武器として扱う「殺戮傀儡線(マサカーマリオネット)」。 ミケラン エンリケの呪術人形でシルクハットを被った球体関節人形。ケフマンと違い、喋れないらしい。呪術はさまざまな格闘技を使いこなす「殺戮傀儡拳(マサカーパペット)」。 吃吃(チイチイ) 中国人の呪術師。ラーメン好きで全国の有名店を食べ歩いているらしいが、「凄まじくマズイ」「タダでも喰わない」とまで言われたりするほどのラーメン屋「カエルラーメン」のラーメンを「究極のラーメン」などと言ったりしており、どこか味覚がズレている。蛙麺の粉砕後は呪いが跳ね返り、熱々のラーメン4杯を被り火傷を負った。蛙麺(ワーミエン) 吃吃がラーメン屋「カエルラーメン」から盗んだ看板についていたマスコットを呪術人形にしたもの。何故か博多弁で喋る。呪術は頭の丼にお湯を注ぐと3分間だけ強靭な肉体に変身出来る「極楽湯腕(ヘブンズボイル)」。なお、常時の強さは呪術人形の中でも最弱クラスらしく、本人もそれを認めている。 鐙谷(あぶみや) 地上げ屋達の頭であり風水師。両目のまぶたに対極図の陰と陽の部分を刺青として入れている。呪術王の力を手に入れるため、カンナ達がいる教会を潰そうと画策している。ランシィの呪術を利用してカンナを人質にするが、春瓶が「そんな奴は知らない」と嘘をついた途端にオロオロし始め何も出来ず、その隙に春瓶達に近距離まで接近され顔面を殴られた挙句、ランシィが粉砕されて資源ゴミの下敷きになってしまった。ランシィ 鐙谷の呪術人形であり、キョンシーのような姿をした人形。斬られた時に綿が出てきたため、ハイドと同じくヌイグルミだと思われる。顔のお札には「地上げ上等」と書かれており、可愛い顔と醜悪な顔が左右に分かれている。又、それぞれ口調が異なる。呪術は頭に乗せた八卦鏡で相手を移し込んで、身体の各部分が書かれたダイスを転がして出た部分を破壊していく「凶角八卦鏡(エボニーチャンス)」。だが呪術師には通用しない欠点があり、さらにその相手が敵呪術師と何の関係もない人なら技は無効となる。 シュバルト 世界有数のおもちゃ会社「ハイパートイ」の会長。我儘な性格で、金と権力を手に入れただけでは飽き足らずクローサーの力までも手に入れようと、100人もの呪術師を(一部は脅して)雇い、街中に呪術人形と化した自社の玩具を放った。その後特注の呪術人形の着ぐるみを自ら羽織り、アナ達3組を圧倒する。助けに来た春瓶とハイドに劣勢を強いられ、雇っていた呪術師達を次々と飲み込み巨大化するも、外付けになっていたコアを斬られ倒される。倒された後は憎悪の感情が抜けたのかまるっきり別人の姿に変わってしまった。
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