キョウリュウジャーの家族・知人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:03 UTC 版)
「獣電戦隊キョウリュウジャー」の記事における「キョウリュウジャーの家族・知人」の解説
ほとんどの名前は、恐竜の化石が多数発掘された福井県の地名が由来。 御船 士郎(みふね しろう) イアンの親友だったトレジャーハンター。ヨーロッパでイアンと共に超古代文明の研究をする旅をしていた中、湖畔のほとりの古城で秘石を発掘するがアイガロンに秘石を強奪され、自身もイアンの目前で殺される。 福井 理香(ふくい りか) ブレイブ2から登場。優子の娘でノブハルの姪。父の賢一の亡き後は、伯父のノブハルを父親のように慕っている。幼いながらも父親の死を受け止めている。ブレイブ2にてデーボス軍の襲撃で軽傷を負った際に、キョウリュウブルーに助けられた過去が語られ、同話でブルーの正体がノブハルであることを知る。以降はキョウリュウブルーの姪であることを誇りに思うようにもなる。 Vシネマ『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100YEARS AFTER』に登場するノブ太さんは、彼女の孫である。 立風館 源流(りっぷうかん げんりゅう) ブレイブ3から登場。ソウジの父で立風館家当主。厳格な性格の持ち主でソウジにも厳しく剣を教えており、これが原因で妻の麗子から愛想を尽かされて衝突が生じ家出されている。当初はソウジの剣を「荒々しい獣の剣」として認めていなかったが、戦いの中で、ソウジが独自の剣を編み出したことで、彼を認めるようになる。厳格な性格ではあるが、新しいソウジの師匠がいることを見抜いて認めるなど、決して厳しいばかりではない。 普段から沈着冷静な雰囲気の人物だが、麗子と対峙すると我を忘れたかのように取り乱すところがあり、現にソウジを連れ去った時は慌てて空蝉丸を掴んで投げ飛ばして彼女の会社に向かった。 過去の剣豪やその剣技などの文献を所蔵しており、ブレイブ10ではダイゴがドゴルドの剣技を破るためにドゴルドの雷電残光を再現して見せるなどして力を貸している。また、剣士の力量を見抜く眼力もあり、キョウリュウジャーの責任者として挨拶に来たトリンがソウジの新しい剣術の師匠であると気づいて礼を述べている。脚本を担当した三条は、人物像のイメージとして漫画『リングにかけろ』の志那虎一城の父を挙げている。 丹波 麗子(たんば れいこ) ブレイブ43に登場。ソウジの母で有名なファッションデザイナー。ソウジが幼いころから源流と喧嘩の日々が続いており、それが原因で別居するようになった。息子であるソウジのことを「ソウちゃん」と呼んで溺愛する一方、源流やダイゴたちには強気な態度で接する。ブレイブ43で夫からソウジを取り上げ、彼を強引にファッションモデルにさせようとするも、後に和解する。麗子役には、源流役の春田純一と同じく『科学戦隊ダイナマン』に出演していた萩原佐代子が起用された。麗子のブランドのロゴは、萩原が演じた『ダイナマン』の立花レイ / ダイナピンクをイメージしたバラとなっている。脚本を担当した三条は、ソウジに着せる豹柄の服は萩原が演じた『超新星フラッシュマン』のレー・ネフェルをイメージしたものと発言しているが、ブレイブ43を監督した渡辺勝也は衣装は塩野が選んだもので偶然の一致であるとしてこれを否定している。 勝山 りん(かつやま りん) ブレイブ13から登場。私立霧咲高等学校に通う女子高生。剣道部のマネージャーを務めている。 ソウジとは中学のころからの知り合いであり、当時笑わなかったソウジを励ましている。ソウジに思いを寄せ、毎日ソウジにお弁当を作るなどアプローチを続けている。普段は心優しいが、恋愛に関しては嫉妬深く怒りっぽい性格でもある。 ソウジがキョウリュウグリーンである事実は知らされていないが、ブレイブ25ではソウジのためにスペシャル目ざましドリンクを作ったり、ブレイブ32では空蝉丸にマネージャー業について教えたりと間接的にキョウリュウジャーを助けている。他作品への登場 『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』 100年後を描いた『帰ってきたキョウリュウジャー』では、テレビシリーズのラストより後にソウジと結ばれていたことが明かされ、彼女とソウジの曾孫であるソウジロウが登場している。なお、劇中タイムスリップした2014年ではソウジに待ち合わせをすっぽかされている。 ジェントル ブレイブ2から登場。アミィの執事。ジェントルは本名ではなく、結月家の執事に代々受け継がれる通称の名前である。 その使命感と愛情ゆえにアミィには常に厳しく目を光らせ、アミィを辟易させているが、ブレイブ2で彼女がキョウリュウピンクであることを知り、以後その活動にはある理解を示しているだけでなく、他のメンバーたちのリサーチもして性格や好みを把握して彼らに対しても信頼を持っている。とはいえ、戦隊の活動に対して理解は示してはいるものの、本来の役目である執事としての役目も忘れてはおらず、ブレイブ14ではアミィのキョウリュウジャーとしての活動があまりに学業へ支障をきたすようになってきたため、結月家伝統の「ジェントルデー」という令嬢にふさわしくない立ち居振る舞いを荒療治混じりの再教育をして優雅な立ち居振る舞いに矯正する特訓日を設けたこともある。 ブレイブ47では街に大量発生したゾーリ魔と格闘している。 天野 美琴(あまの みこと) 劇場版で初登場し、テレビシリーズではブレイブ39に登場。ダイゴの友人であり、Meeko(ミーコ)の名前で活動している歌手。劇場版で物語の鍵を握っている。 テレビシリーズでは海外ツアーから帰国しダイゴと再会を喜ぶも、復活したDによって強制的に悪に染められ、彼の計画に利用される。操られている際は、黒い装束を纏い、デスリュウジャーの武器であるフルートバスターで悪のメロディを奏でている。10人のキョウリュウジャーのメロディの共鳴によって解放された後はダイゴに本来の目的であるトバスピノ獣電池を託し、自らの歌声でスピノダイオーに力を与えてその勝利に貢献する。
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