ガルアーク王国
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リーゼロッテ・クレティア 声 - 東山奈央 ガルアーク王国西部に位置する交易都市アマンドで最大の商業組織であるリッカ商会の会頭であり、クレティア公爵家の令嬢。 春人と同じ事故で死亡した高校生「源立夏」の生まれ変わりで、リッカ商会では前世の知識をもとに開発した商品を日本と同じ商品名で販売し、自分と同じ転生者を探す一助としている。実は前世では春人が通っていた大学の付属高校に在学しており、心の中では「天川先輩」と呼んでいた。 前世でも恋愛をしたことが無く、色恋には疎いものの、気になる相手として尋ねられた際には度々リオを思い浮かべている。父親との交渉を果たし、結婚相手を自分で決める権利を持ち、縁談の一切を拒絶する。また、国王の承認を得た弘明からの縁談もきっぱりと断った。商人としてもリオの知識や技術に目を付け何かと気に掛けており、リオへの感情をシャルロットから問い詰められた。 『精霊幻想記』キャラクター人気投票では第3位。 アリア・ガヴァネス リーゼロッテの侍女長を務める。ロッテ商会立ち上げ前からの従者で、リーゼロッテにとっての腹心でもあり、アリア自身もリーゼロッテに忠誠を誓っている。元々はベルトラム王国の出身の子爵令嬢だったが、実家が没落して王立学院を中退し、一時は王城で上女中として働いていた。この時、フローラ救出の手柄で国王に謁見することになったリオに請われ、セリアとともに謁見の作法を教授している。その後、王城での居心地の悪さから女中を辞め、冒険者として活動していたところをリーゼロッテに見出された。 王立学院ではセリアの同級生で、髪色を変えてセシリアとして目の前に現れた際に既視感を覚えていた。 魔剣の使い手で、高い戦闘能力を持つ。侍女隊の中でも突出しており、リオの指南教室では、サラ達よりも高い技能を持つと評されていた。 エリカの手でリーゼロッテが誘拐された際は、自ら志願してリオと共に救出に向かう。 外伝では、アマンドでリオから託された手紙を持ち、セリアの元へ訪れている。 コゼット 声 - 飯田友子 リーゼロッテの侍女。古株で、少なくともリオがベルトラム王国を出た時点ではリーゼロッテに仕えていた。お調子者な性格で下世話な話を好む。リオに好意を持ち、リオの前では慎み深い清楚な女性を演じてじっくりと落とす作戦を実行している。 ナタリー リーゼロッテの侍女。生真面目な性格で、同じく古株の同僚コゼットとは頻繁に衝突している。 グレース リーゼロッテの侍女。治癒魔法を得意とする。 クロエ リオがベルトラム王国から出奔した直後にリオが宿泊した宿屋の娘。放浪中のリオを勧誘して半ば強引に泊まらせた。宿の食堂でリオと冒険者が揉め事を起こした際に魔法を使ったリオに怯えてしまったことを気にしている。ミレーユという妹がいる。 セリアの結婚式が開催される前にリーゼロッテの侍女となった新人で、ぎこちなさが残る。アマンドへの道中、魔物の襲撃から救出に訪れたリオと再会する。 皇 沙月(すめらぎ さつき) 声 - 戸松遥 ガルアーク王国に召喚された勇者。神装はグレイブ。美春達の1歳年上。 召喚前は春人や美春たちが入学した高校の生徒会役員(Web版では生徒会長)を務めており、皇グループという巨大企業の経営者の娘でもある。 美春や貴久は中学時代同じ生徒会員であったことから親しく、またその縁から弟妹である雅人や亜紀も見知っている。瑠衣とは親が共に巨大企業の重役という縁からパーティーなどで面識がある。 リオの計らいで美春・亜紀・雅人と再会する。リオには美春とくっ付いてほしいと思っているが、触れ合ううちに、自身もリオを憎からず思っている様子を見せている。リオが王城内の屋敷にいる間は毎日のように遊びに行っている。 フランソワ・ガルアーク ガルアーク王国の国王。 国益のことを第一として考えており、リオや勇者である沙月をあの手この手で囲いこもうとしたりと抜け目のない人物。 リオのことを高く評価しており、立身出世を望まないので報酬を望まない彼に国としての体裁や周囲への示しといった面から攻めて名誉騎士の称号や王城内の屋敷など異例の恩賞を与える。 ミシェル・ガルアーク ガルアーク王国第一王子。 最初は義務で近づくも、私情に流されて沙月に惚れていた。 シャルロット・ガルアーク 声 - 上坂すみれ ガルアーク王国第二王女。 幼い容姿に見合わない言動が目立ち、周囲の人間の関係をいじって楽しんでいるような素振りを見せる。 貴久から美春を救ったリオの規格外な実力を目の当たりにして見惚れ、王女としての立場も忘れて恋に落ちる。リオの側室でも構わないからと国王であるフランソワにもその事実を伝え、リオならばさらなる武功を挙げて王女と対等になれると信じている。一夫多妻制を推奨しており、リーゼロッテと沙月、美春らに協力関係を申し出る。リオが王城内の屋敷を下賜されると、リオとその周囲にいる女性を集めたお泊り会を開くなど、積極的にリオと距離を詰めようとしている。 ルイーズ・シャロン ガルアーク王国近衛騎士団所属、シャルロット親衛隊長。年齢は二十代前半。 小さい頃からシャルロットを警護し、溺愛している。その想い人であるリオに嫉妬していたが、リオの近接戦闘指導を受けてその実力を認めるようになる。 セドリック・クレティア リーゼロッテの父。四十代半ばだが、若々しい美男子の風貌。気さくで懐の深い人柄で、妻のジュリアンヌを溺愛し、貴族では珍しく一夫一妻を貫いている。 ジュリアンヌ・クレティア リーゼロッテの母。おっとりとした顔つきで、若々しい美貌を持つ。
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