精霊の民の里
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:00 UTC 版)
サラ 声 - 新田ひより 銀狼種の獣人の女の子。高速戦闘を得意とする。契約精霊は全長数メートルにもなるヘルという名の銀狼。18巻時点で16歳。 リオが精霊の里に滞在する間は、ラティーファ・オーフィア・アルマと一緒に暮らしている。オーフィア・アルマとは3人でセットになることが多く、年長者でもあるため代表として振る舞うことが多い。リオに好意を寄せているが素直になれない。 沙月に会うために美春達が里を出る際、オーフィア・アルマと共に里を出てリオ達と行動を共にする。 クレール伯爵領からクリスティーナ達を逃がすため3人で囮となり追手を翻弄する。陽動に気づいたレイスがクリスティーナ達にオークやミノタウロスをけしかけるが、直後にサラ、オーフィア、アルマが駆けつけ、短時間のうちに魔物を退治し、周囲に圧倒的な戦闘力を見せつけた。 里を出てからは基本的に魔道具で耳や尻尾を消している。また、里の掟で精霊術の存在を隠しているため、身体能力強化なども魔術(魔剣)によるものに見せかけて戦闘するというハンデを背負いながらも、『天上の獅子団』の魔剣使い3人と互角以上の戦いを見せ排除した。 サラ、オーフィア、アルマとも美少女のため、勇者である弘明に興味を持たれるが、彼女達が弘明に全く興味を示さなかったため、リオに恥をかかせたいと考えた弘明がリオに対して模擬戦を申し込む遠因の一つになっている。 人間族、特に王侯貴族との交流を望まないため、一定の距離をおいている。 リオからラティーファがユグノー公爵から奴隷として使役されていた事実を聞かされた際は、怒りを滲ませる。 ガルアーク王国が魔物と『天上の獅子団』に襲われた際、アルマに続き契約精霊のヘルを召喚。国王やレイスなどの一部のものにヘルの存在を知られることになる。 オーフィア 声 - 首藤志奈 ハイエルフの女の子。精霊術を得意としており、一人で空を飛ぶこともできる。契約精霊はエアリアルという鷲に似た精霊で、魔力に応じて大きさを変化させられる。移動時は複数人を背に乗せられるため、里を出てからは一度に複数人での移動が可能になった。18巻時点で15歳。 弓による遠距離攻撃が得意。 ラティーファ・サラ・アルマと共に里を出てリオに同伴する。リオへの好意を仄めかしており、よくサラをからかっている。名前を呼び捨てにされると恥ずかしがる。 クリスティーナを追うシャルルに追いつかれ王の剣であるアルフレッドと精霊術を隠しながら得意の弓で戦ったが、接近され敗北。直後、シャルルに魔封じの首輪を付けられてしまった。 (オーフィアの美しい容姿を見たシャルルからは傷つけないで生け捕りにするよう指示されていた。) 料理が得意。 ガルアーク王国が魔物と『天上の獅子団』に襲われた際、レイスから邪翼竜をけしかけられる。サラ、アルマ同様、この戦いでエアリアルの存在が一部のものに知られることになる。 アルマ 声 - 西明日香 エルダードワーフの女の子、ドミニクの曾孫娘。種族の特徴でもある怪力を駆使して戦う。契約精霊は獅子の姿に似たイフリータ。 ラティーファ・サラ・オーフィアと共に里を出てリオに同伴する。リオのことでサラをからかうことが多いものの、自身もリオへの好意を持っているため度々からかわれている。 大型のメイスを武器に戦うが、女の子として怪力を指摘されると怒る。 メイスで強靭なミノタウロスを殴れば軽く吹き飛ばし、致命的なダメージを与えるだけの戦闘力を有している。 ドワーフの特徴から3人の中では背が一番低く、大工仕事などが得意。 クリスティーナ護送時、サラと2人で協力して『天上の獅子団』の魔剣使い3人を退けている。 ガルアーク王国が魔物と『天上の獅子団』に襲われた際、敵の数が多く、防衛が困難な状況に陥ったため里の掟をやぶり契約精霊のイフリータを召喚。国王やレイスなどの一部の者にイフリータの存在を知られることになる。 ウズマ 声 - 大地葉 翼獣人の女性。里一番の戦士。 アースラ 声 - 甲斐田裕子 狐獣人の老婆で、里の最長老の一人。ラティーファの祖母(Webでは曾祖母)にあたる。 シルドラ 声 - 一条和矢 ハイエルフの老爺で、最長老の一人。 ドミニク 声 - 中博史 エルダードワーフの老爺で、最長老の一人。 4人の妻を持ち、リオにもちょくちょく一夫多妻を勧めてくる。 ドリュアス 声 - 小坂井祐莉絵 精霊の民の里の世界樹に宿る準高位精霊。目覚めたばかりのアイシアに精霊のことを教える役目を担った。 ベラ 銀狼種の獣人でサラの妹。ラティーファや亜紀と仲が良い。 アルスラン 獅子獣人の少年。雅人と仲が良く、雅人達が旅立つ際に再会の約束をした。 アーニャ 猫耳獣人の少女。年上組で、奔放な性格をしている。
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