インペリアルライフの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 18:01 UTC 版)
「コンシェルジュ インペリアル」の記事における「インペリアルライフの関係者」の解説
インペリアルライフは優菜の務める介護サービス派遣会社。御子神重工の企業買収によって名称が変更となった。デイサービス、訪問介護などを行う。 星崎 愛里(ほしざき あいり) ヘルパー主任。現場(訪問)に出ることはほとんどなく、優菜らへの的確な指示を出すに留まっている。容姿が美しく、職員や利用者に対しておっとりと優しい言動を取っているが、虐待の疑いがある介護者の自宅の盗聴を(介護者の命を優先するために)許可するなど、押しの強い面もある。小渕曰く、ウチで一番過激な人。 剣道三段の腕前を持ち、小渕を介護の業界に引き込んだ張本人。 年齢は明らかになっていないが、一昔前のギャグにも反応し、杉村らの父親世代が読んでいた漫画の話題にもついて行ける。また、容姿の美しさとは裏腹に多少下品なネタを優菜達の前で躊躇なく見せるなど、意外な一面も持ち合わせる(星崎曰く、セクハラ・暴力何でもありの職場で、お上品にやってては生きていけないとのこと)。 杉村 多恵子(すぎむら たえこ) ヘルパー。優菜の同僚。眼鏡をかけており、「〜っす」が口癖(目上の人や利用者だけでなく、優菜のような後輩に対しても同様に話す)。おしゃべりで、明るい性格のムードメーカーである。小渕からは「杉ちゃん」と呼ばれている。 医学部に通う大学生の弟に仕送りをしているため赤貧にあえいでおり、食糧調達のために川で釣りをしたり、山で狩猟をしていたりような描写もある。 小渕 みのり(おぶち みのり) ヘルパー。優菜の同僚。元ヤンキーであり、施設近くの高架下で仲間達とたむろしていたところを星崎に注意されたためケンカを売ったところ、自身が木刀を持っていたにもかかわらずホウキを持っていた星崎に逆に打ち負かされてしまい、「許してあげる代わりに、(介護施設の)仕事を手伝いなさい」という条件で、介護業界に引きずり込まれた。勤務は継続しており、星崎からは適性があると評されている(しかし、時々座り方がヤンキー座りになったり、イライラした時に眉間にシワを寄せてガンを飛ばしがちになるなど、昔の血が騒ぐ時もある)。目が細い顔立ちをしており、お金に細かい一面を持つ。4人の中では最も背が高い。愛称は「ブッチー(さん)」。 片山 千秋(かたやま ちあき) ヘルパー。優菜の同僚。料理が上手い。普段はおとなしくブツブツと小さな声で話すため、一見、体調不良にも見えてしまい、介護しているはずの利用者たちからも心配されることがある。徹夜明けなど疲労やストレスがピークを超えると躁状態になり、意味不明な言動をしたり、注意力散漫で仕事にならない状態となるため、危険視されている。 ショートヘアで、前髪を個性的な髪留め(目玉、手の骨など)で留めている。4人の中では最も背が低い。 石破(いしば) 企業買収時に残留を請われたベテランの女性ヘルパー。先輩として優菜たちへアドバイスを行うことも多い。 二階(にかい)施設長 買収後のインペリアルライフの長として雇われている、眼鏡をかけた細身の中年男性。既婚者。元々介護業界の人ではないため、企業としての損益の面から厳しい要求、営業目標(介護保険適用外の商品(サービス)の売り込みなど)を優菜らに告げることもある。 MINIC(ミニック) 訪問介護者の自宅などに配備している小型ロボット。(歩行式ではないが)自走可能で、介護者の行動記録やインペリアルライフとの通信などに用いられている。介護者を抱き上げることもできる大型ロボットもある。 小泉 ナツキ(こいずみ ナツキ) インペリアル調布のヘルパー。ときどきインペリアルライフへも手伝いに来ている。 女性的な言葉遣いや外見をしているが、れっきとした男性である。実家は暴力団であり、舎弟からは「若」と呼ばれる。暴対法もあって、海外富裕層向けの特別養護老人ホームを生業とするためにインペリアルで働いている。 語尾を伸ばす独特の口調で他のキャラクターとは台詞に違う書体が使用されているが、実家の舎弟らと喋る時は他のキャラクターと同じ口調、書体に変わる。 終盤で、実家のことがマスコミにバレた場合にインペリアルのダメージがあると考え、辞表を提出。健幸都市特区問題に対し、裏社会からの援護を行う。
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