ねんりょうでんちとは? わかりやすく解説

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ねんりょう‐でんち〔ネンレウ‐〕【燃料電池】


燃料電池(ねんりょうでんち)

水素酸素反応させて電気生じ反応利用した発電装置のことをいいます水素イオン化するための触媒として白金利用されています。燃料電池を搭載した燃料電池自動車実用化はすでにかなりの速度進化ををとげており、世界ではじめてトヨタがハイブリットカーを開発するなど日本この分野で先進的技術世界リードしており、世界の自動車メーカーがその開発凌ぎ削ってます。世界的な環境保護傾向の中で、今後燃料電池自動車かなりのシェア確保するものと予想されており、電極金属として利用される白金需要増加する思われます。

燃料電池(ねんりょうでんち)

参照:燃料電池 商品貴金属

燃料電池(ねんりょうでんち)

参照:燃料電池 商品貴金属

燃料電池

読み方:ねんりょうでんち
【英】Fuel cell

燃料電池とは、外部から燃料供給することによって電気発生し続け発電装置のことである。燃料である水素酸素供給することで、電気作り続けることができる。一次電池のような使い切り」や、二次電池のような充電供給方式用い電池比べても、高い発電効率効率の高さ、多種類の燃料利用できるといった利点がある。また環境にもやさしい。

電気分解すると、陰極マイナス極)に水素陽極プラス極)には酸素発生するが、燃料電池はこの逆反応利用している。燃料として消費される水素・酸素が連続して補給されることによって発電が行われる仕組みである。


【燃料電池】(ねんりょうでんち)

Fuel Cell.
水素酸素反応させて生成し、その過程生じた電気取り出す電池
純粋な水素は危険で保存難しいため、水素保有量の多いメタノール用いる事が多い。

工業規格としては電解質違いによって種類分けされている。
電解質によって作動温度大きく異なるため、用途出力によって個別設計が必要とされる

工業用途

燃料電池は比較新しく登場した未発展の技術であり、今後の発展待たれている。

反応による生成物以外に何もないため、内燃機関・外燃機関比べて環境負荷が低い。
また、故障誘発するような可動部分が無いため信頼性が高い。
このため将来的エンジン代替として普及させる事を目標研究開発進められている。

また、構造維持するために必要な最小単位小さく小型化が容易である。
このため化学的な電池代替として利用する事も視野入れて研究開発が行われている。

実際用途としては発電所家庭用電源自動車携帯電子機器などが想定されている。
また、宇宙船惑星探査機用の電源として利用する事も想定されている。

発電効率高くしか排出せず、かつ静粛であるため、潜水艦動力源としても研究されている。




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