その他関連など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 08:57 UTC 版)
「らき☆すた (アニメ)」の記事における「その他関連など」の解説
オープニング オープニング曲前のこなた、かがみ、つかさ、みゆきによる掛け合いは第14話までと第15話以降で異なる。第14話までは『怪物くん』のオープニングのノリでこなた(ドラキュラ「さぁ、はじまるザマスよ」)、みゆき(オオカミ男「いくでガンス」)、つかさ(フランケン「ふんがー」)、かがみ(「まともに始めなさいよ!」)の順。 第15話以降は『3年B組金八先生』の掛け声のノリでこなたが「3年B組~」と振った後、こなた・みゆき・つかさの3人が「黒井先生!」と叫び、かがみが呆れ気味に「はいはい」と返す。 オープニングアニメーションのチアダンスは最終話劇中にて学園祭のアトラクションとしてフルバージョンが描かれている。このチアダンスはその後2009年3月に行われた『らき☆すた in 武道館 あなたのためだから』にて出演声優陣によって再現されている。 また、このオープニングアニメーションは当初はこのダンスの他にロボットアニメ風のものも企画されていたという。 次回予告 毎回異なるキャラクターが「さ〜て次回のらき☆すたは?」で始まる解説を行う。尺が回によって異なり、ほとんど喋ることができない程短い場合や逆に1分程も尺が取られている場合がある。 予告担当は第12話まではこなた→かがみ→つかさ→みゆきのローテーションで行われ、話す内容はこなた「ゲームネタ」、かがみ「身の回りのあるあるネタ」、つかさ「話したいことがあるが時間がなくて話せない」、みゆき「豆知識」となっている。 第13話以降ではメインの4人以外のキャラが担当し、ケロロ軍曹、タママ二等兵、ギロロ伍長(第13話)や、キョンと長門有希(第16話)といった他作品のキャラクターが担当することもある。いずれも、その回に少しでも出演を果たしたキャラクター(の声優)が担当していることになる。 番宣スポット(放送時間外CM) こなたの顔だけのアップと「ん〜」と言い続ける声のみで、最後にテロップとタイトルを読むかがみの声が被さるもの。他のアニメなどの番組宣伝と異なり、場面に変化はない。 提供画面 アニメ第13話以降の提供画面の背景の人物と犬は原作者美水かがみの「母親」とその愛犬「チェリーちゃん」である。 小ネタ 小ネタやパロディが作中の随所で多数登場する。ネタ元は他の漫画やアニメ作品だけでなくドラマや洋画や邦画、もしくは実在する人物にまで及ぶ(『涼宮ハルヒの憂鬱』の主役声優の5人も作中で本人キャラとして登場)。アニメや漫画などジャンルの近い作品はデザインをそのまま使用している。 中には版権者の許諾・協力を得た物もあり、その際は各話のスペシャルサンクスとして版権者が表示されている。特に第10話・第12話・第13話・第16話の『アニメ店長』の兄沢命斗登場についてはコラボレーションの領域にまで達しており、第17話では『らっきー☆ちゃんねる』にまで登場し次回予告も担当した(これらを、そのキャラクター原案担当の漫画家・島本和彦が絶賛している)。ちなみに第21話では看板のイラストとしてだが登場している。 パロディ対象としては他作品だけではなく『らき☆すた』に直接関連するものをネタにする場合もある。かがみがゲーム版の宣伝をさり気なく言ったり、ドラマCDとアニメでのキャストの違いに言及する、などがこの例である。また、声優によるアドリブも数多い(こなたの野原しんのすけ(『クレヨンしんちゃん』の主人公)のものまね、つかさの「バルサミコ酢〜♪」、かがみの飼っている金魚の名前の「ぎょぴちゃん」など)。 京都アニメーション・角川書店の他作品との関連 上述の小ネタの中でも、京都アニメーション(京アニ)制作の他作品を題材にしたネタが特に多い。第21話ではこなた達が修学旅行の自由行動で京アニのスタジオ外観を拝みに訪れるメタフィクション的なシーンがある。 特に同じ角川書店原作発行・京アニ制作・平野綾主演の『涼宮ハルヒの憂鬱』は劇中劇として登場しており、第16話でこなたとパティがコスプレ喫茶で演じるなど頻繁にネタにされている。また前述した通り、SOS団員役の声優は、レギュラー出演の平野・茅原を含めて全員が本人もしくは本人モチーフのキャラ(杉田店員、小野だいすけ、ゴットゥーザ様など)として登場している。 また京アニが制作し、角川書店系列の富士見書房が原作を発行している『フルメタル・パニック!』(フルメタ)に関するネタとして、かがみの部屋にボン太くんのぬいぐるみがあったり、こなた・ななこの会話にスーパーロボット大戦Wの戦闘アニメ風アームスレイブの対戦シーンがあったりするなど、所々にパロディとして使われている。また、フルメタの作者の賀東招二も第5話・第12話・第22話の脚本を担当している。 この他角川書店関連では『ケロロ軍曹』(こなたとつかさの2人ともが好きなアニメという設定)を始め、角川書店およびそのグループ会社発行の小説・漫画に関する小ネタが多数出てくる。 公式サイト 本作のパロディはアニメ内に留まらず、公式サイトの各所にパロディが存在する。まず、公式サイト全体がMozilla Firefoxの画面のようになっている。そして作品情報ページがWikipediaのパロディとなっている。名称は「らきぺでぃあ」。また、キャラクター達を紹介するページがmixiのパロディ「Luxi(らき☆シー)」(このページはいまだにメンテナンス中。2011年2月現在もメンテナンス中というページが出ているので更新停止している模様。)、さらにリンク集もはてなブックマークのパロディ「らっきー☆すたーブックマーク(らき☆ブ)」となっている。 監督の交代 番組開始当初は山本寛が監督を務めていたが、2007年4月30日に京都アニメーションが公式Webサイトにて「監督として、その域に達していない」の文言と共に第4話をもって山本を更迭したと発表、第5話以降は武本康弘が監督を引き継いだ。山本はこの後、本作の放映中に京都アニメーションの関連会社であるアニメーションDoを退社している。
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