情報
情報とは、簡単にいえば、「伝えられる内容」のことである。主に「伝達」という行為においてやりとりされる、事実、知識、データ、合図(信号)、等々、あるいは、その事実や知識を伝達するという行為そのもの。あるいは、「しらせ」(知らせ・報せ)。
日本語の「情報」という言葉は明治頃から文献に登場している。漢語の語彙にはない。「情報」は日本において西欧言語の訳語として考案された語彙とされる。ただし当初から英語のinformation(インフォメーション)の訳語として「情報」の語が充てられたわけではなく、当時の語義や訳語の関係は今日のように画然と定まっていたとは言い切れない。
▼「情報」という言葉を使った例文
・個人情報保護方針
・「個人情報の取り扱いに関するガイドラインを設ける
情報という言葉および概念は、基礎的・根本的であり、意味も広範であって容易には説明しがたい。文脈に応じて「詳細」「概要」といった言葉で言い換えることはできる。「詳細」は「詳しい内容」のことであり「概要」は「大まかな内容」のことである。つまり、詳細も概要も「情報」の一種であり下位概念であるといえる。
コンピュータ等を駆使し数字やデータを集計・加工して扱いやすく整形したり有意義な知見を見出しやすい形にしたりする業務を「情報処理」という。「情報処理」や「情報セキュリティ」「情報リテラシー」のような言葉における「情報」は、もっぱら電子機器を媒介として扱われる情報を指す意味で用いられているといえる。
じょう‐ほう〔ジヤウハウ〕【上方】
じょう‐ほう〔‐ハフ〕【乗法】
じょう‐ほう〔ジヤウ‐〕【城×堡】
じょう‐ほう〔ヂヤウハフ〕【定法】
じょう‐ほう〔ジヤウハフ〕【常法】
じょう‐ほう〔ジヤウ‐〕【情報】
読み方:じょうほう
1 ある物事の内容や事情についての知らせ。インフォメーション。「事件についての—を得る」「—を流す」「—を交換する」「—がもれる」「極秘—」
2 文字・数字などの記号やシンボルの媒体によって伝達され、受け手に状況に対する知識や適切な判断を生じさせるもの。「—時代」
3 生体系が働くための指令や信号。神経系の神経情報、内分泌系のホルモン情報、遺伝情報など。
4 中等教育の教科の一。情報技術(IT)や情報化社会のモラルなどを身につけることを目標とする。情報科。
[補説]
2016年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」キャンペーンでの「情報」への投稿から選ばれた優秀作品。
◆振り回されてもしがみついてしまうもの。
エヌジマさん
◆有り過ぎると無いに等しくなるもの。
桐子博士さん
◆人をも操れる形の無いもの。
おこげさん
◆受け手によって意味の変わるモノ。
ぽちさん
◆嘘か真か見極めて利用しなければならないもの。
みいこさん
◆簡単に信じてはいけないモノ。使いようにより武器にも弱点にもなる諸刃の剣。
ボブさん
◆賢く取捨選択しないと踊らされてしまうもの。
ROIさん
◆ウィキペディア。
イケガミユイさん
しょうほう【承保】
じょうほう
じょうほうと同じ種類の言葉
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