さら

デジタル大辞泉

サラ

［語素］形容詞の語幹や名詞に付いて、サラリー・サラリーマンなどの意を表す。「安—」「脱—」

さら【^×娑羅／沙羅】

読み方：さら

《(梵)śālaの音写》「娑羅双樹(さらそうじゅ)」の略。しゃら。

さら【^▽新／更】

読み方：さら

［名］まだ一度も使っていないこと。新しいこと。また、そのもの。「—のゆかた」

［接頭］名詞に付いて、そのものが新しいことを表す。「—湯」「—地」

さら【更】

読み方：さら

［形動ナリ］

１ （多く「言へばさらなり」「言ふもさらなり」の形で用いて）いまさらめいているさま。わざとらしいさま。

「内の心は言へば—なり」〈かげろふ・上〉

２ 《「言へばさら」「言ふもさら」の略》いうまでもないさま。もちろんだ。

「夏は夜、月の頃は—なり」〈枕・一〉

さら【皿／^▽盤】

読み方：さら

［名］

１ 食物を盛る、浅くて平たい容器。陶製・ガラス製・金属製などがある。

２ 供応の膳(ぜん)などで、1に盛って出す料理。

３ 1に似た形のもの。「ひざの—」「はかりの—」「灰—」

４ 漢字の脚(あし)の一。「盆」「益」「盛」「監」などの「皿」の部分の称。

［接尾］助数詞。皿に盛った食物や料理などの数を数えるのに用いる。「カレーライス二—」「炒(いた)め物三—」

[下接語] 頭の皿・膝(ひざ)の皿（ざら）油皿・石皿・受け皿・絵皿・大皿・角(かく)皿・菊皿・木皿・口取り皿・小皿・蒸発皿・中(ちゅう)皿・壺(つぼ)皿・手塩皿・時計皿・取り皿・灰皿・秤(はかり)皿・膝(ひざ)皿・火皿・平(ひら)皿・銘銘皿・薬味皿

Juggling用語事典

皿

読み方：さら
【英】：Plate

皿もジャグリング道具になる。皿回しという芸は日本でもおなじみであろう。（ちなみに英語ではスピニングプレートという。）中国雑技団が複数枚の皿を足や手で同時に回す芸を見たことがある。正直どれほど難しいのかはよく分からない。（きっと恐ろしく難しいのだろう） 昔は皿をリングの代わりに使ってジャグリングをしていたようである。落としたら割れるという緊張感がある分インパクトは強いであろう。

写真提供：ナランハ

隠語大辞典

さら

1. 新品。〔一般犯罪〕
2. 新しい。更新のさらから。〔俗〕

分類 俗／一般、犯罪

さら

読み方：ざら

1. 酉ノ市－〔関東地方〕。〔第四類　言語動作〕
2. 〔ス〕歳の市のこと。酉の市を「ヒラマチ」と云ふ。「マチ」は縁日街のことで、普通の縁日を「ヒラマチ」又は「ヒラビ」と云ひ、村社、郷社などの祭典日を「タカマチ」、馬市、牛市などの大がかりの縁日を「オオタカマチ」と云ふ。香具師、不良者間共通の名称である。「サブ」（※「さぶ」）参照。
3. 歳の市。
4. 歳の市。〔掏摸〕

分類 掏摸、関東地方

皿

読み方：さら

1. 故買、牙保、寄蔵等贓物犯。〔第三類　犯罪行為〕
2. 贓物故売犯の総称。
3. 故買者。〔掏摸〕
4. 贓物故買者。

分類 掏摸

皿

読み方：さら

1. 銅貨の事を云ふ。

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JMnedict

佐良

姓	読み方
佐良	さら

ウィキペディア

さら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/06/07 15:07 UTC 版)

さら

• 皿。
• 使用されていない新品（さらっぴん）のこと。使われていない土地を更地というのと同様。
• 娑羅双樹の異名。
• 漢字の部首である皿部の通称。

人名

日本語の女性名。

さら

• 中山さら - 声優。

沙羅

• 高梨沙羅 - スキージャンプ選手。
• 土性沙羅 - 元レスリング選手。
• 野澤沙羅 - 女優、元ジュニアアイドル。
• 細貝沙羅 - 元アナウンサー。

関連項目

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• タイトルに「さら」を含むページの一覧
• サラ (曖昧さ回避)

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さら

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 23:25 UTC 版)

名詞：皿・盤

さら【皿・盤】

1. 食べ物を盛るための平たく浅い器（うつわ）。
2. 皿（語義1）に盛った料理。
3. 皿（語義1）の形をしたもの。
   • ひざの皿
   • はかりの皿
   • 目を皿のようにする。（＝目を大きくみはる）
4. 漢字の脚（あし）の一つ。「盛」「盟」などの「皿」の部分。

発音^(?)

サ↗ラ

翻訳

• 英語: plate ^(en), dish ^(en)

翻訳

• 英語: needless to say ^(en), go without saying ^(en)

接尾辞

さら【皿】

1. 数詞に付けて、皿に盛られた料理の数を数えるのに用いる。

発音^(?)

サラ

名詞：新

さら【新】

1. 新しいこと。まだ使っていないこと。また、新品。
   • 車中、彼は、さらの木綿の風呂敷を膝の上において、本をよんでいた。（久坂葉子『久坂葉子の誕生と死』）

発音^(?)

サ↘ラ

関連語

• まっさら

翻訳

• 英語: new ^(en)

接頭辞

さら【新・更】

1. 名詞に付けて、新しいこと、まだ使っていないことを表す。

発音^(?)

サラ

関連語

• 更地
• さらゆ

同音異義語

• 沙羅
• 娑羅

形容動詞

さら【更】

1. 言うまでもない。「言うもさらなり」「言えばさらなり」の形で、または省略して「さらなり」だけで用いられる。
   • 夏は夜。月のころはさらなり。（清少納言『枕草子』）

活用

ナリ型活用

さら-なり

諸言語への影響

• 現代日本語: さらに、さらなる

漢字辞典

更

更	画数：7 学習年：中学校で習う漢字 音読み：コウ 訓読み：さら、 ふける、 あらためる、 さらに、 ふかす ピンイン：geng4 / geng1 ハングル：경、 갱 対応する英語：grow late, night watch, sit up late, of course

更

更	画数：7 ※日本語ではあまり使用されない漢字です。

皿

皿	画数：5 学習年：小学3年で習う漢字 音読み：バイ、 ミョウ、 ベイ 訓読み：さら ピンイン：min3 ハングル：명 対応する英語：dish, a helping, plate

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Weblio日本語例文用例辞書

「さら」の例文・使い方・用例・文例

• 地震が起こり，さらに津波が襲った
• アポロの月着陸成功によって宇宙開発計画がさらに歩みを進めた
• さらに私はもう1つ問題をかかえている
• 彼はすでに３台車を持っているがさらにもう１台買うつもりだ
• そのレースからさらに２マイルが減らされた
• さらにビルが２つ取りこわされた
• 彼女はさらにもう１回パーティーを開くがそれで今週３回目だ
• すでに３つ食べたのに彼はさらにもう１つハンバーガーを欲しがっている
• さらに詳しい情報は主任に申し込みしだいお聞きになれます
• 助けてくれるって約束したじゃないか．いまさら引き下がるなよ
• 「言語は文化の反映だと思う」「いい点だね．さらに言えば，それは我々の精神の反映であるんだ」
• さらさらと音を立てている小川
• その泥棒たちは店の品物をきれいにかっさらった
• エアコンが付いて彼の部屋はさらに快適になった
• 彼らの助言で私の決心はさらに固まった
• その会社は次年度へ向けてさらに雇用の削減を発表した
• 井戸をさらに掘り下げる
• 傷口がさらに傷つかないよう保護するため傷口に包帯をする
• 恥さらしな男
• 彼は父親よりさらに背が高い