『珍遊記』関連人物
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初代漫☆画太郎 前作『珍遊記』の作者。13歳の少年で、引きこもり歴8年。祖母と2人暮らし。父親は画家、母親は小説家という高血統。太郎が雷と共に降臨した際に一家で落下地点にいたため、両親は感電死、本人もカッパハゲになってしまう。さらには幼稚園で同級生となった太郎からいじめられ、引きこもりになる。引きこもり中に描いた漫画『珍遊記』を週刊少年ちんぷに持ち込むため、カンダーラへ向かう。予知能力があり、彼の描いた漫画は結果的に作中においてノンフィクションとなるため、祖母の助言を受け入れて『珍遊記』の主人公の山田太郎の権利問題が生じないよう彼を探す行動も行い、同時に道中で巻き込まれる騒動には未来予知に機転を利かせるようになる。一行の惨殺が実は予知夢であったことが多々あり、堂々と夢オチが使える存在になっている。一人称は「あっし」。口癖は語尾に「やんす」。 山田太郎(やまだ たろう) 前作の主人公。走るだけで無自覚に外道武器屋を全滅させるなど、その戦闘能力は健在。前作のエンディングである酒屋を発った直後から初代漫☆画太郎と合流(邂逅自体はその前)。作品の発表を快諾するも、「印税を折半にしろ」と要求し、以後カンダーラまで同行することに。画太郎の考えでは玄じょうのビリビリをやられると強固な体が軟らかくなるとされている。怪物化したオニと槇原ひろみとの戦いでスーパーキノコを食べて角切り頭の巨体姿になり、オニと槇原ひろみを瞬殺。その後、元のちびっ子姿に戻る。チンプで連載されている山下ムサシ作の人気漫画、パンパンこと「パンダパンダ」が三度のメシよりも好きで、休載と聞いた時は激昂し山下ムサシの両足を切って臭A社に縛りつけようとしたほど。その後、画太郎、玄じょう共々なんだかんだでカンダーラに着きそこで娘々を見た際、彼女を見て怯えてた。「パンダパンダ」のエロ規制に激昂し都城に殴り込んだ際、そこで武田鉄八と対決、パンツを失いフルチンに戻るも鉄八の体内に肛門から侵入、体内で宝珠のネックレスを飲み込み角切り頭の巨体姿になって鉄八の腹を食い破り、勝利するも玄じょうが石頭珍次郎(後述)をお払いしたときに発したビリビリを喰らい気絶。娘々に乗っかられ宝珠を吐き出し元のちびっ子姿に戻るが、娘々に壷の中へ封印された。その後、鎮宝庫が破壊されたため記憶喪失の状態で解放され、天竺付近の天竺を守る道徳戦士達が住む道徳の森に落ち、結果として玄じょうと画太郎より早く天竺に着くことになった。 玄じょう 前作にも登場した高僧。万病を治せるため老人達にカリスマ扱いされ、絶大な人気がある。山田太郎をボコボコに出来るほどの腕前を持ち、「仏仏…」と唱えると山田太郎の頭につけてある輪っかから激痛を山田太郎に与えるために、一行の中では最強の存在となっている。今作では自分の金銭的利害にうるさく、自身の描かれ方にもうるさく注文をつけたりするなど、やや小器な人物となっている。 馬 玄じょうの乗馬で、間の抜けた顔をしている。第6話にて実の姿を現す。画太郎に印税の四分の一を要求した。実は蹴りの殺傷力が極めて高く、無用心に近づいてしまうと後脚で蹴られて首チョンパされてしまう。第7の干支を示す「ナンバー7」という称号を持つ。寝るときは人のように仰向けになって寝ている。 安倍孔明(あべの こうめい) 現政権「食」の国の天才陰陽軍師。3日前(前作冒頭)に太郎に敗北したが、太郎死亡の報を読んで現地に調査に来る。太郎の首を偽物と見破った。陰陽道に通じ、様々な術と三種の式神の犬、伝書鳩、ゴーレムを操る。 超々(ちょうちょう) 酒場のある町の町長。長年にわたって前政権「怪」の国の武田鉄八の圧政に苦しんでいたため、政権交代後3年経った現在も権力者に対して賄賂や乱交パーティを用意しようとするほどの異常な恐怖心を抱いている。 岡引(おかっぴき) 町の警官。前作で太郎にボコボコにされ、無理やり1億円を持っていかれた。孔明の要請で三種の式神を操る札を持って、式神のひとつ「犬」と一緒に太郎を探すことになったが、道中で秘密結社マッキと遭遇。犬含む三種の式神を毒キノコパワーで瞬殺され、自身も槇原ひろみの必殺技である地獄絵巻グソにより惨殺され、白骨となった。 ガンス 外国人賞金稼ぎの1人で今回はチョイ役で登場。空を飛んでいたら火薬鳥に乗った初代漫☆画太郎とぶつかり、墜落した画太郎が死んだものと思い、飛んで逃げ出す。 武田鉄八 元は「怪」の国の指導者。サンビー砂漠で倒された息子の金八と銀八の敵を討つべく玄じょう一行を追跡し、都城で太郎の妖気の宝珠ネックレスを飲み込んでパワーアップ。都城に駆けつけた太郎と対決するも、肛門から体内に侵入され腹を食い破られ倒される。武田流術の使い手で、気配を消す「林」の術や火炎を吐く「火」の術、瞬間移動が出来る「風」の術、そのまんまパンチや踏み付けの「山」の術が使える。 玄々 玄じょうの師匠で、萬々の元カレ。
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