ウシノシタとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 魚類 > 白身魚 > ウシノシタの意味・解説 

うし‐の‐した【牛の舌】

読み方:うしのした

カレイ目ウシノシタ亜目海水魚総称水底砂泥中にすみ、体は扁平で、口が鉤(かぎ)形に曲がっている。両眼はウシノシタでは左側に、ササウシノシタでは右側にある。世界温帯から熱帯分布食用。→舌鮃(したびらめ)


イヌノシタ

学名Cynoglossus robustus 英名:Robust tonguefish
地方名アカシタビラメ、ウシノシタ 
脊椎動物門硬骨魚綱カレイ目ウシノシタ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
沿岸域20100m砂泥底に生息する。体に斑紋はなく淡褐色である。うろこははがれやすい。口は眼よりいちじるしく後方まで開く。眼のない側の背びれは白い。25cmくらいから成熟し7〜8月ごろ産卵する

分布:南日本黄海南シナ海 大きさ:40cm
漁法:底引き網 食べ方:煮物焼き物

クロウシノシタ

学名Paraplagusia japonica 英名:Black cow tongue
地方名:ウシノシタ、クチゾコ 
脊椎動物門硬骨魚綱カレイ目ウシノシタ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
体は眼のある側では黒く黄色褐色の班点がある。眼がない側では白く、ひれのみが黒い。うろこは小さい。胸びれはない。眼のある側の口びるにひげ状物がある。アカシタビラメ比較して頭部が丸い。    5〜9月沿岸の浅いところで産卵する夏から秋にかけておいしいがアカシタビラメよりは劣る。

分布:北海道小樽以南東・南シナ海 大きさ:35cm
漁法:底引き網定置網 食べ方:煮付けフライムニエル

牛之舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

ウシノシタ科海水魚


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

ウシノシタ科海水魚


牛舌

読み方:ギシギシ(gishigishi), ウシノシタ(ushinoshita)

タデ科多年草薬用植物

学名 Rumex japonicus


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

イヌビワ別称
クワ科落葉低木小高

学名 Ficus erecta


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

イワタバコ科多年草園芸植物

学名 Streptocarpus wendlandii


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

沢小車別称


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

キランソウ別称
シソ科多年草薬用植物

学名 Ajuga decumbens


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

センニンソウ別称
キンポウゲ科落葉つる性植物園芸植物薬用植物

学名 Clematis terniflora


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

ハリタケ別称
ハリタケ科のキノコ


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

ミズアオイ別称
ミズアオイ科の抽水性一年草

学名 Monochoria korsakowii


牛舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

ツクネイモ別称
ヤマノイモ科多年生つる植物

学名 Dioscorea batatas f.tsukune


牛の舌

読み方:ウシノシタ(ushinoshita)

舌鮃種類で、夏が旬

季節

分類 動物


ウシノシタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/06 06:52 UTC 版)

ウシノシタ
ササウシノシタ科の一種
Solea solea
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: カレイ目 Pleuronectiformes
亜目 : カレイ亜目 Pleuronectoidei
上科 : ウシノシタ上科 Soleoidea
: ササウシノシタ科 Soleidae
ウシノシタ科 Cynoglossidae
和名
ウシノシタ(牛の舌)
シタビラメ(舌平目)
英名
Sole
Tonguefish

ウシノシタ(牛の舌)は、カレイ目ササウシノシタ科およびウシノシタ科の総称。ウシノシタ科に属する魚の総称としてはシタビラメ(舌平目)とも称される[1]

概要

日本やヨーロッパなどで食用とされている。ササウシノシタ科(ササウシノシタ、シマウシノシタなど)とウシノシタ科(アカシタビラメや、クロウシノシタ、オオシタビラメ、イヌノシタなど)の2科に分かれ、前者は体の右側に目があり、後者は体の左側に目がある。ササウシノシタ科のほとんどの種は小さいため、ほとんど漁獲対象にはされない。日本で獲れるものはアカシタビラメやクロウシノシタが多く、主に西日本で食べられる。はげにくい鱗を持つが、皮は頭から剥ぐと簡単にむける。体の輪郭がほかのカレイ目の魚と極端に違う。

主に関東を中心にシタビラメと呼ばれる[2]。一方、英名のSoleや学名のSoleaは「靴底」を意味する語であり、日本の地方名にも同義のものが多い。例えば、九州有明海八代海沿岸地域では「くちぞこ」・「くつぞこ[3]岡山県香川県など瀬戸内地方では主にアカシタビラメを中心に「ゲタ」と呼ばれる。

山口県ではアカシタビラメを「レンチョウ」と呼び煮付けなどにする。

それ以外の地方名としては新潟県周辺での「ねずり」・「ねずら」などがある。(体を倒して海底を這うように泳ぐことから、寝擦の意である)

ミナミウシノシタは毒をもつ[4]。また、サメが忌避する分泌物を持つ種もいる[5]

利用

身は柔らかく美味であり、揚げ物ムニエルポワレ煮付け塩焼きなど、各国では様々な調理法で食べる。ただし、肉薄で可食部が少なく調理が困難なため、刺身には向かない。

関連項目

脚注

  1. ^ 魚介類の名称表示等について(別表1)”. 水産庁. 2013年5月29日閲覧。
  2. ^ 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p54 昭和33年12月25日発行
  3. ^ 楠 喜久枝『福岡県の郷土料理』(第1版第2刷)同文書院東京都、1984年10月15日、103頁。 NCID BN06140416 
  4. ^ Thompson, S. A.、南方, 宏之、橘, 和夫、中西, 香爾、久保田, 一郎「18 ミナミウシノシタ防禦分泌液中の魚毒性界面活性ペプチド」1986年、doi:10.24496/tennenyuki.28.0_137 
  5. ^ 橘, 和夫、中西, 香爾、Gruber, S. H.「72 紅海産ウシノシタ(Moses sole)のサメ忌避物貭」1985年、doi:10.24496/tennenyuki.27.0_545 

ウシノシタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 21:16 UTC 版)

ソウナンですか?」の記事における「ウシノシタ」の解説

Case.34に登場。別名シタビラメ(舌平目)。ヨーロッパ西洋料理ではポピュラー食材で、国内では西日本でよく利用される。味は良いものの可食部少ないが、大型クロウシノシタであれば刺身でも食べられる。ほまれとアスカそれぞれスピアフィッシング捕らえお嬢様のしおんを喜ばせた

※この「ウシノシタ」の解説は、「ソウナンですか?」の解説の一部です。
「ウシノシタ」を含む「ソウナンですか?」の記事については、「ソウナンですか?」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ウシノシタ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「ウシノシタ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウシノシタ」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
92% |||||

7
92% |||||

8
92% |||||

9
92% |||||

10
92% |||||

ウシノシタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウシノシタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
長崎県水産部長崎県水産部
Copyright © Nagasaki Pref. Japan.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウシノシタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのソウナンですか? (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS