共食いとは? わかりやすく解説

とも‐ぐい〔‐ぐひ〕【共食い】

読み方:ともぐい

[名](スル)

同じ種類動物などが、互いに食い合うこと。「カマキリが—する」

同業者が、互いに利益奪い合いその結果、ともに損をすること。また、そのような状態。「与党候補どうしの—となる」

[補説] 書名別項。→共喰い


共食い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 15:35 UTC 版)

共食い(ともぐい)は、動物においてある個体が同種の他個体を食べることである。この現象になぞらえて、同業者同士で利益を得ようとして共倒れすることも共食いと呼ばれる。なお、ヒトがヒトを食う共食い[1]に関してはカニバリズムを参照。英語では同業者同士で利益を得ようとして争うことをdog eat dogと言う。


  1. ^ 人類が人肉を食べた最古の痕跡か、145万年前、骨に石器の切り痕”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2023年6月30日閲覧。
  2. ^ 同時雌雄同体動物における性的共食いの進化条件”. KAKEN. 2024年1月13日閲覧。
  3. ^ 交尾後にメスに食べられないため超高速で逃げる「カタパルト式脱出機構」を持つクモ - GIGAZINE”. gigazine.net (2022年4月26日). 2024年1月13日閲覧。
  4. ^ クチキゴキブリが編み出した新奇な戦略”. www.sci.kyushu-u.ac.jp (2021年10月29日). 2024年1月13日閲覧。
  5. ^ ホッキョクグマの共食い画像 - リンク先はホッキョクグマの共食いの画像です。閲覧に際してはご注意ください。


「共食い」の続きの解説一覧

共食い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 08:22 UTC 版)

マジュンガサウルス」の記事における「共食い」の解説

マダガスカルという狭い孤島の中で生活していたため、他個体との接触確率高かった可能性がある。敵(島内唯一生息した大型獣脚類、すなわち同族マジュンガサウルス)との接触から子供を守るため、雌は雄よりも戦闘能力高かったではないかという説もある[要出典]。 発見されマジュンガサウルス化石には同種の歯に傷つけられた跡が幾つもあったことから、本種が時に共食いをしていたのは間違いないしかしながら、共食いをしていたからといって彼らが日常的に同族餌食にしていたとは限らない。現在でも共食い/同族殺しが起こるのは、環境悪化した時(例:ホッキョクグマ)や、群れ内部での力関係変わった時(例:ライオン)、そして、縄張り争い発生した時が多い(例は:オオカミ)。また、ワニのように運悪く捕食発生する可能性もある。

※この「共食い」の解説は、「マジュンガサウルス」の解説の一部です。
「共食い」を含む「マジュンガサウルス」の記事については、「マジュンガサウルス」の概要を参照ください。


共食い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:28 UTC 版)

ゲイ用語」の記事における「共食い」の解説

自身太め体型で、なおかつ太め体型男性好きな人いわゆるデブ専デブ揶揄する言葉

※この「共食い」の解説は、「ゲイ用語」の解説の一部です。
「共食い」を含む「ゲイ用語」の記事については、「ゲイ用語」の概要を参照ください。


共食い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:03 UTC 版)

カマキリ」の記事における「共食い」の解説

カマキリ類では、同じ種類でも体の小さオスが体の大きメスに共食いされてしまう場合がある。交尾の際も共食いが行われ、オスメス不用意に近づくと、交尾前に食べられてしまうので、オス慎重にメスに近づいて交尾まで持ち込む飼育環境下では交尾前に食べられてしまうこともあるが、自然環境下では一般的に交尾最中もしくは交尾後)、メスオス頭から生殖器までむしゃむしゃ食べる(食べられずに済むオスもいる)。 一般に報告されている共食いは、飼育下で高密度に個体存在したり餌が不足したりした場合のものであり、このような人工的な飼育環境一般的に起こる共食いと、交尾時の共食いとが混同されがちである。交尾時の共食いも、雌が自分より小さくて動くものを餌とする習性に従っているにすぎない見られているが、詳しいことは未だ研究中である。 共食いをしやすいかどうか傾向は、種によって大きく異なる。極端なにおいてはオスメス頭部食べられ刺激精子メス体内送り込むものがあるが、ほとんどの種の雄は頭部上半身失って交尾可能なだけであり、自ら進んで捕食されたりすることはない。日本産のカマキリ類ではその傾向弱く自然状態メスオス進んで共食いすることはあまり見られないとも言われる。ただし、秋が深まって捕食昆虫少なくなると他の個体重要なとなってくる。 カマキリオス生涯複数回の交尾可能なため、一匹メス食べられ自分の子孫の栄養となることが、自分の子孫をより多く残すために必ずしも有利となるわけではないオスメスから逃げ切って別のメス交尾することで、複数メスからより多くの子孫を残すという戦略も有効である。一方でオスメス食べられ場合は、その栄養メス食べられなかった場合よりも多くの子供が生まれることが分かっており、メス食べられることで一匹メスからより多くの子孫を残すという戦略も有効である。

※この「共食い」の解説は、「カマキリ」の解説の一部です。
「共食い」を含む「カマキリ」の記事については、「カマキリ」の概要を参照ください。


共食い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:12 UTC 版)

オルタカントゥス」の記事における「共食い」の解説

Aodhanらの2016年調査で、オルタカントゥス幼体の歯が成体糞石中にいだされたことから、彼らは飢餓時に共食いをした可能性があることが明らかになった。

※この「共食い」の解説は、「オルタカントゥス」の解説の一部です。
「共食い」を含む「オルタカントゥス」の記事については、「オルタカントゥス」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「共食い」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「共食い」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「共食い」の関連用語

1
共食いし 活用形辞書
100% |||||

2
共食いしろ 活用形辞書
100% |||||

3
共食いせよ 活用形辞書
100% |||||

4
共食いできる 活用形辞書
100% |||||

5
共食いさす 活用形辞書
100% |||||

6
共食いさせる 活用形辞書
100% |||||

7
共食いされ 活用形辞書
100% |||||

8
共食いされる 活用形辞書
100% |||||

9
共食いしうる 活用形辞書
100% |||||

10
共食いしそう 活用形辞書
100% |||||

共食いのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



共食いのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの共食い (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのマジュンガサウルス (改訂履歴)、ゲイ用語 (改訂履歴)、カマキリ (改訂履歴)、オルタカントゥス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS