ニシンとは? わかりやすく解説

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に‐しん【二伸】

読み方:にしん

書き終わった手紙に、さらに文を追加するとき、その初めに書く言葉追伸


に‐しん【二審】

読み方:にしん

一審判決に対して不服申し立てのあったときに行われる第二段階審理控訴審第二審。→審級


に‐しん【二心/弐心】

読み方:にしん

二つの心をもつ意から》

そむこうとする心。ふたごころ。じしん。「主君に—を抱く」

疑いの心。疑心


に‐しん【二神】

読み方:にしん

《「にじん」とも》2の神。特に、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の神のこと。


に‐しん【二親】

読み方:にしん

ふたおや両親。〈和英語林集成


にしん【×鰊/×鯡】

読み方:にしん

ニシン目ニシン科海水魚全長30センチ。体は長くマイワシに似るが体側黒点がない。北太平洋広く分布し沖合回遊春季産卵のために群れをなして接岸する食用。卵は数の子よばれる。かど。かどいわし。はるつげうお。《 春》「妻も吾もみちのくびとや—食ふ/青邨」

鰊/鯡の画像
塩ニシン

ナイシン

分子式C143H230N42O37S7
その他の名称ニシン、Nisin、L-Ile-3-Methyl Dha-D-Cys(1)-L-Ile-ΔAla-L-Leu-L-Ala(1)-3-methyl-D-Ala(2)-L-Pro-Gly-L-Cys(2)-L-Lys-3-methyl-D-Ala(3)-Gly-L-Ala-L-Leu-L-Met-Gly-L-Cys(3)-L-Asn-L-Met-L-Lys-3-methyl-D-Ala(4)-L-Ala-3-methyl-D-Ala(5)-L-Cys(4)-L-His-L-Cys(5)-L-Ser-L-Ile-L-His-L-Val-ΔAla-L-Lys-OH、ナイシン、ナイシンA、Nisin A
体系名:L-Ile-3-メチルDha-D-Cys(1)-L-Ile-ΔAla-L-Leu-L-Ala(1)-3-メチル-D-Ala(2)-L-Pro-Gly-L-Cys(2)-L-Lys-3-メチル-D-Ala(3)-Gly-L-Ala-L-Leu-L-Met-Gly-L-Cys(3)-L-Asn-L-Met-L-Lys-3-メチル-D-Ala(4)-L-Ala-3-メチル-D-Ala(5)-L-Cys(4)-L-His-L-Cys(5)-L-Ser-L-Ile-L-His-L-Val-ΔAla-L-Lys-OH


ニシン

学名Clupea pallasii 英名:Pacific herring
地方名カドカドイワシサメイワシ 
脊椎動物門硬骨魚綱ニシン目ニシン科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
著作権尼岡 邦夫 生態写真はこちら

特徴
寒帯性の回遊魚で、日本では北海道本州北部分布するかつては東北北陸以北多量に漁獲されたが、現在は激減し貴重なとなってしまった。日本近海での産卵期は冬から春にかけてで、沿岸海藻に卵を産み付けるコンブ産み付けたものが子持ちコンブである。サケ同様に回帰性強く稚魚放流した海域に、産卵のため成魚回帰する。卵は約10日孵化し仔魚動物プランクトンなどを食べ成長するが、生き残る可能性1万分の1以下といわれている。

分布:太平洋北部ベーリング海北極海 大きさ:30cm
漁法:刺し網巻き網 食べ方:塩焼き酢漬け数の子卵巣)、薫製

二親魚

読み方:ニシン(nishin)

ニシン科寒流海水魚

学名 Clupea pallasi


春告魚

読み方:ニシン(nishin)

ニシン科寒流海水魚

学名 Clupea pallasi


錦鯛魚

読み方:ニシン(nishin)

ニシン科寒流海水魚

学名 Clupea pallasi


読み方:ニシン(nishin)

ニシン科寒流海水魚

学名 Clupea pallasi


読み方:ニシン(nishin)

ニシン科寒流海水魚

学名 Clupea pallasi


春告魚

読み方:ニシン(nishin)

イワシ科に属す寒海

季節

分類 動物


青魚

読み方:ニシン(nishin)

イワシ科に属す寒海

季節

分類 動物


読み方:ニシン(nishin)

イワシ科に属す寒海

季節

分類 動物


読み方:ニシン(nishin)

イワシ科に属す寒海

季節

分類 動物


黄魚

読み方:ニシン(nishin)

イワシ科に属す寒海

季節

分類 動物


読み方:ニシン(nishin)

作者 金子洋文

初出 大正12年

ジャンル 小説


読み方:ニシン(nishin)

作者 小川国夫

初出 昭和53年

ジャンル 美術評論


ニシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 04:40 UTC 版)

ニシン(鰊・鯟・鯡、学名:Clupea pallasii)は、ニシン目ニシン科の海水魚[1]。別名、春告魚(はるつげうお)。魚体は細長く、体長は30-35cmほど。背側は青黒色、腹側は銀白色。日本付近では春、産卵のために北海道沿岸に現れる。


  1. ^ 『改訂新版 世界文化生物大図鑑 魚類』世界文化社、2004年。 
  2. ^ a b c d 小林時正、太平洋ニシンの集団遺伝学的特性と種内分化に関する研究 遠洋水研報 第30号 平成5年3月, NAID 500000098233
  3. ^ a b c 大河内裕之、中川雅弘:北海道噴火湾周辺海域で漁獲されるニシンの系群構造 日本水産学会誌 Vol.78 (2012) No.1 P8-14
  4. ^ a b c d 内島立郎:北海道沿岸のニシン漁の変せんと気候変動 農業気象 Vol.41 (1985-1986) No.4 P386-387
  5. ^ a b c 長倉義智ほか:宮古湾で再捕されたニシンの年齢と産卵回帰 水産増殖 Vol.62 (2014) No.2 p.195-197
  6. ^ 小林時正ほか:日本の北部海域で産卵するニシン地域性集団間の遺伝的分化 日本水産学会誌 Vol.56 (1990) No.7 P1045-1052
  7. ^ 宮古湾で産卵を終えたニシンの回遊生態と翌年の産卵回帰 日本水産学会誌 Vol.74 (2008) No.3 P389-394
  8. ^ 大河内裕之:北海道噴火湾周辺海域で漁獲されるニシンの系群構造 日本水産学会誌 Vol.78 (2012) No.1 P8-14
  9. ^ a b 大河内裕之、山根幸伸、長倉義智:ニシン:種苗放流の考え方〜生態的知見を基礎とした資源増殖の試み〜 日本水産学会誌 Vol.76 (2010) No.2 P252-253
  10. ^ 植村佳弘 (2023年5月5日). “(会員限定記事)ニシン豊漁の浜㊤ 昭和20年代、今は見られない活気<記憶の光景>”. 北海道新聞社. 2023年5月6日閲覧。
  11. ^ a b c d 「魚はどこに消えた?」 急がれる資源管理 北海道から消えたニシンは何処にいった?、片野歩(マルハニチロ水産)、WEDGE2012年7月19日配信、同日閲覧
  12. ^ 田中伊織:北海道西岸における世紀の沿岸水温およびニシン漁獲量の変遷 北海道立水産試験場研究報告 (62), 41-55, 2002-03
  13. ^ 増えたニシンを管理する(石狩湾系ニシン) 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構
  14. ^ 漬物の製造法”. 全日本漬物協同組合連合会. 2022年4月8日閲覧。
  15. ^ 北海道における海岸林造成に関する基礎的研究 北海道林業試験場研究報告第23号
  16. ^ “オランダで「ニシンの酢漬け」初競り、45匹に史上最高値940万円”. AFPBB News (フランス通信社). (2012年6月9日). https://www.afpbb.com/articles/-/2882430?pid=9067253 2012年6月10日閲覧。 
  17. ^ 吟醸百選2007-2008(佐藤水産パンフレットp22)
  18. ^ 『物類称呼』に「和俗、鯟(かど)の字を用ニ、東海に出るをもつてなるべし。」とある。
  19. ^ 『倭字攷』に「鯟、ニシン、狩谷氏云、コノ魚、西海・南海・北海ニハナシ。東海ニノミアル魚故ニ、从東从魚、會意也。東ヲ帶テアレハ、コノ魚アル也。」とある。


「ニシン」の続きの解説一覧

ニシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 18:12 UTC 版)

「屁」の記事における「ニシン」の解説

イグノーベル賞2004年生物学賞で、ニシンがおならでコミュニケーションしている可能性示された。この現象は、スウェーデンソビエト連邦潜水艦潜入勘違いさせた。

※この「ニシン」の解説は、「屁」の解説の一部です。
「ニシン」を含む「屁」の記事については、「屁」の概要を参照ください。

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ニシン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 12:32 UTC 版)

名詞

ニシン

  1. ニシン目ニシン科ニシン属属す海水魚一種学名:Clupea pallasii。別名、かど、かどいわし、はるつげうお

翻訳


「ニシン」の例文・使い方・用例・文例

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