スケトウダラ

デジタル大辞泉

すけとう‐だら〔すけタウ‐｜すけとう‐〕【^▽介党^×鱈／^×鯳】

読み方：すけとうだら

タラ科の海水魚。全長約80センチ。体はマダラに似るが細長く、下あごのひげは短い。背から側面に濃褐色の不定形斑がある。北太平洋・日本海に多い。塩干し・練り製品・魚粉などに加工。卵巣の塩漬けは、たらこ。めんたい。すけそうだら。《季 冬》

難読語辞典

介党鱈

読み方：スケトウダラ（ｓｕｋｅｔｏｕｄａｒａ）

タラ科の海産の硬骨魚

デジタルお魚図鑑

スケトウダラ

学名：Theragra chalcogramma 英名：Alaska pollock 地方名：スケゾウ、ヨイダラ、キダラ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−タラ目−タラ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 著作権：尼岡　邦夫 特徴 マダラやコマイとの違いは、スケトウダラは眼が大きく、下あごが上あごよりも突き出ていることである。産卵期は１２〜４月で、沖合いの水深７０〜２５０ｍの中底層で産卵する。雄雌１対１のペアで、雌が下の方で産卵し雄が上の方で浮いてくる卵に精子をかける。稚魚は沿岸近くで生活し、成長とともに沖の中〜下層に移っていく。群れをなしてオキアミや小魚、イカなどを食べる。マダラよりもはるかに大量に漁獲される。大部分は練り製品の材料になる。新鮮なものは鍋の材料になる。卵巣はたらこや明太子に加工される。 分布：太平洋北部、日本海沿岸、ベーリング海、オホーツク海沿岸 大きさ：80cm 漁法：延縄、刺し網、底曳網 食べ方：たらこ、乾物、練り製品、鍋物

動物名辞典

鯳

読み方：スケトウダラ（ｓｕｋｅｔｏｕｄａｒａ）

タラ科の海水魚

学名 Theragra chalcogramma

介党鱈

読み方：スケトウダラ（ｓｕｋｅｔｏｕｄａｒａ）

タラ科の海水魚

学名 Theragra chalcogramma

佐渡鱈

読み方：スケトウダラ（ｓｕｋｅｔｏｕｄａｒａ）

タラ科の海水魚

学名 Theragra chalcogramma

季語・季題辞典

鯳

読み方：スケトウダラ（ｓｕｋｅｔｏｕｄａｒａ）

タラ科の魚で、タラよりもからだが細いもの

季節 冬

分類 動物

介党鱈

読み方：スケトウダラ（ｓｕｋｅｔｏｕｄａｒａ）

タラ科の魚で、タラよりもからだが細いもの

季節 冬

分類 動物

ウィキペディア

スケトウダラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/01 10:21 UTC 版)

スケトウダラ （介党鱈、鯳、'Gadus chalcogrammus'、英: Alaska pollock）は、タラ科に属する魚類。スケソウダラ（介宗鱈・助惣鱈）とも呼ばれる。北太平洋に広く分布するタラの一種で、重要な漁業資源となっている。

Weblio日本語例文用例辞書

「スケトウダラ」の例文・使い方・用例・文例

• スケトウダラの卵巣を塩に漬けた食品
• スケトウダラの漁獲量が減り続ける
• オホーツク海でのスケトウダラ漁が始まった。
• スケトウダラは，タラコや辛(から)子(し)明(めん)太(たい)子(こ)を作るのに必要とされる。
• 1970年代，スケトウダラの漁獲量は年間100万トンを超えていた。
• しかし，たった10％ほどが，日本の漁船によって捕獲されたスケトウダラから作られたものだ。
• ほとんどのタラコや明太子が，おもに米国やロシアから輸入したスケトウダラの卵で作られている。