ジョージィ! ジョージィ!の概要

ジョージィ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 13:33 UTC 版)

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ジョージィ!
漫画:ジョージィ!
原作・原案など 井沢満
作画 いがらしゆみこ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少女コミック
レーベル フラワーコミックス
巻数 全5巻
アニメ:レディジョージィ
原作 いがらしゆみこ、井沢満
監督 吉田しげつぐ(チーフディレクター)
脚本 金子裕朝倉千筆城山昇
音楽 渡辺岳夫
製作 朝日放送旭通信社東京ムービー新社
放送局 テレビ朝日系列 ほか
放送期間 1983年4月9日 - 1984年2月25日
話数 全45話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

1991年11月に中央公論社から『ジョージィ!愛蔵版』全1巻が、1996年1月に同社から中公文庫レーベルでの単行本全3巻が発売されている[2][3]

原作者は2001年に『ジョージィ!』の著作権管理を日本脚本家連盟から『キャンディ・キャンディ』原作者の名木田恵子(水木杏子)に預けている。同年10月、『キャンディ・キャンディ』著作権裁判は原作者側勝訴が確定。その後『ジョージィ!』について原作者と作画者が法的和解をし、現在、版権管理は企業に任されている[4][5]

2005年にテレビアニメ版がアニマックス再放送されたのとほぼ同時期に、全4巻のコンビニコミックで再販された。コンビニコミック版の巻末には、井沢・いがらし個別のインタビューが収録されている[注 1]

ストーリー

19世紀のオーストラリアシドニーの牧場で暮らす少女ジョージィ。彼女に父親は無かったが、母と優しい2人の兄と楽しく暮らしていた。しかし兄達はオーストラリア総督の孫のロエルがジョージィに接触したことを機に、長い間秘めていた彼女への想いをぶちまけて喧嘩になってしまう。それを見た母は怒り悲しみ、ジョージィに向かって流刑囚の子と罵る。ジョージィは、その時に初めて自分が拾い子だと知る。

ジョージィは本当の父を探すため、物心が付く前から身につけていた腕輪を持って恋人ロエルのいるイギリスへ渡る。アベルもまたジョージィを追ってイギリスへ向かう。家同士が決めたエリーズとの婚約を解消できないロエルは、ジョージィと共にロンドンを脱出するが、ロエルは重い病気にかかっていた。ジョージィはロエルのためにお針子として働く。残されたアーサーもイギリスへと向かうが、ダンゲリング公爵の悪事を知ったために彼の屋敷に監禁されて苦しんでいた。

登場人物

ジョージィ
声 - 山本百合子
オーストラリアのシドニー郊外のバトマン牧場で両親と兄二人と暮らす明るい少女。14歳。物心が付く前から腕輪を身に着けている。特技は裁縫、洗濯、ブーメラン。母の暴言により、家族と血が繋がっていなかったことを知り、ロンドンへ旅立つ。その後ロエルと駆け落ちするも、貴族育ちで心身とも弱い彼とのズレを次第に感じるようになり、また彼の病気を治すだけの収入もなかったことから、彼をエリーズの元に返す。その後実父との再会を果たし、やがてアベルへの想いを自覚する。原作では幽閉されたアベルの元へ忍び結ばれ彼の子を妊娠し、子と共にオーストラリアに帰国する。
アベル・バトマン
声 - 堀秀行山田栄子(少年時代)
アーサーの兄。早くから義妹であるジョージィへの愛を意識し、彼女を忘れるために船乗りになったが結局ジョージィを追いイギリスに渡る。幽閉されたアーサーを助けて自分が代わりに幽閉されるが、アーウィンを殺してしまったことで処刑が決まる。ジョージィらは彼を助けるべく奔走するが間一髪間に合わずダンゲリングに処刑される。アニメでは処刑されずジョージィと共に帰国。
アーサー・バトマン
声 - 永久勲雄木藤玲子(少年時代)
アベルの弟。心優しく、穏やかな性格。彼もまた兄同様義妹ジョージィを女性として愛している。母を看取ったあとイギリスに渡りケインという偽名を名乗るが、アーウィンに麻薬漬けにされ幽閉される。アベルが彼と入れ代わる形で脱出するも、テムズ川に落ちて行方不明となっていた。終盤で生きていたことがわかり、オーストラリアで帰国したジョージィ(原作ではジョージィの息子、アニメではアベルが共に帰国)を迎える。
アレックス・バトマン
声 - 津嘉山正種
アベルとアーサーの父。バトマン牧場を経営するが、若くして他界する。漫画版では物語開始時には既に死去しており、回想シーンのみに登場する。
母(メリー・バトマン)
声 - 上田みゆき
アベルとアーサーの母。夫亡き後、一人で農場を切り盛りし子供たちを育てる。ジョージィを女性として見始めた息子たちを心配するあまり、ジョージィに冷たく当たってしまい、後悔する。その後心労で倒れ、アーサーに看取られ他界。
ジュニア
声 - 島香裕
ケビンの飼い犬。ジョージィに懐いている。ふだんはだらけているが、ジョージィに『ウィリアム・アダムス・ジュニア君(本名らしい)』と呼ばれると姿勢を正す。アニメオリジナルキャラ。
ラップ
声 - 秋山るな
バトマン家の庭の木に住むコアラ。アニメオリジナルキャラ。
ケビン
声 - 真木恭介梶哲也
バトマン家の近くに農場を持つ老人。ジョージィたち兄弟の良き相談役でもある。
ロエル・J・グレイ
声 - 三ツ矢雄二
オーストラリア総督の孫息子。貴族ではないが、イギリスの上流階級の出身。ジョージィと恋におち一度は駆け落ちするが、病魔に体を蝕まれる。結局は彼の身体を案じたジョージィによってエリーズの元へ返される。
エリーズ
声 - 玉川砂記子
ロエルの婚約者。イギリスの名門貴族ダンゲリング公爵家の出身。
ジェシカ
声 - 山田栄子
金鉱成金の不良娘。アベルの恋人。アベルがジョージィを愛していることを知り、ケニーにジョージィの殺害を依頼する。
ケニー
声 - 鈴置洋孝
船乗り。ジェシカから金を貰ってジョージィを殺害しようとする。
スキフィンズ
声 - 有川博
ジョージィが船で出会った謎のイギリス人医師。
キャサリン
声 - 小山茉美
イギリス貴族バーンズ子爵の娘。8歳。天真爛漫でおませ。イギリスへ渡るために男装して船乗りになっていたジョージィに熱烈な恋をする。ジョージィが女の子と知ってからは親友として、過酷な運命と闘う彼女を応援するようになる。
バーンズ子爵
声 - 富山敬
キャサリンの父。貴族だが腰が低く優しく、娘を溺愛している素振りをみせる。
バーンズ夫人
声 - 松島みのり
キャサリンの母。ジョージィいわく「キャサリンをそのまま大人にしたような人」。
ダンゲリング公爵
声 - 北原義郎
エリーズの伯父。イギリス社交界の実力者だが、裏では麻薬の密売に手を染める。ジョージィの実父を陥れた本作の黒幕。最終的には悪事が暴かれて失脚する。
アーウィン
声 - 速水奨
ダンゲリング公爵の甥で後継者(アニメでは実の息子)。アーサーに執着する。
マリア
声 - 秋山るな
ダンゲリング公爵の姪(アニメでは娘)。アーウィンの妹。アーサーに恋する。
ジョイ
声 - 麻上洋子
ロンドンでマッチ売りをしている少女。アベルを兄のように慕う。
アレン
声 - 亀井三郎
ロンドンの造船技師。アベルを雇う。
ディック
声 - 竹村拓
ロンドンの下町に住む煙突掃除夫。エンマとの結婚式の日にジョージィと知り合う。
エンマ
声 - 佐々木るん
ディックの妻でお針子。ジョージィの良き友人。
フリッツ・ジェラルド伯
声 - 塚田正昭
イギリス貴族でジョージィの実父。ダンゲリング公爵の悪事を暴こうとしたところ、逆に公爵に女王暗殺犯の濡れ衣を着せられてオーストラリアに流刑となり、10年以上刑務所にいた(最終回冒頭で釈放された描写がある)。絵が得意。ジョージィの名前の由来も分かった。
ソフィア・ジェラルド
声 - 滝沢久美子
ジョージィの実母。流刑になった夫・フリッツを追って赤ん坊のジョージィと共にオーストラリアへ渡るが力尽き、娘ジョージィをバトマン親子に託して死亡。ジョージィが身に着けている腕輪は、自身の形見である。
ナレーター
声 - 遠藤泰子



注釈

  1. ^ インタビューは、2006年の増刷分では削除されている。

出典

  1. ^ ジョージィ!Georgie!(フラワーコミックス)”. 文化庁メディア芸術データベース. 2019年8月14日閲覧。
  2. ^ ジョージィ! 愛蔵版”. 文化庁メディア芸術データベース. 2019年8月14日閲覧。
  3. ^ ジョージィ!(中公文庫コミック版)”. 文化庁メディア芸術データベース. 2019年8月14日閲覧。
  4. ^ 『キャンディ・キャンディ』裁判における井沢満(『ジョージィ!』&#21407” (日本語). CANDY CANDY BOOTLEGS!!. 2019年8月15日閲覧。
  5. ^ ジョージィ!(レディジョージィ)事件の記録” (日本語). CANDY CANDY BOOTLEGS!!. 2019年8月15日閲覧。
  6. ^ a b ベストフィールド”. www.bestfield.com. 2020年4月26日閲覧。
  7. ^ 井沢満/レディジョージィ DVD-BOX(8枚組)<初回生産限定版> - TOWER RECORDS ONLINE”. tower.jp. 2020年4月26日閲覧。
  8. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1983年10月号、徳間書店、 98 - 99頁。
  9. ^ 日刊スポーツ』1983年5月1日 - 5月29日付テレビ欄。
  10. ^ 『日刊スポーツ』1983年5月5日 - 5月26日付テレビ欄。
  11. ^ 福島民報』1983年4月9日 - 1984年2月25日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 北國新聞』1983年8月12日付 - 1984年6月21日付各朝刊、テレビ欄。
  13. ^ 後にテレビ朝日系列とのクロスネット局になるが、本作放送当時は日本テレビ系列単独加盟局であった。
  14. ^ 放送当時は実質的にテレビ朝日系列とのクロスネット編成であったが、テレビ朝日・日本海テレビが過去に刊行した社史には同系列への加盟・離脱についての記述がない。


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