エーギル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:49 UTC 版)
ニョルズとの関係
北欧神話の海神には他にニョルズがいるが、ニョルズはいわば港湾の神であり、人間の海にまつわる活動に関係している。対してエーギルは外海におり、人間に無慈悲な自然現象の面を象徴している[10]。
脚注
参考文献
- 谷口幸男「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』第43巻No.特輯号3、1983年。
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
- 山室静『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』筑摩書房〈世界の神話 8〉、1982年、ISBN 978-4-480-32908-0。
関連項目
- フォルニョート - ロギ - カーリ
- この神の名に由来して名付けられた物体など
- エーギル - 土星の衛星のうち「北欧群」と呼ばれる天体群の1つ
- エーゲル (駆逐艦) - ノルウェー海軍が保有していた船舶
- エジリン輝石 - 鉱物
- エーギロカシス
- エリダヌス座イプシロン星b - 2015年に「エーギル」と命名された
固有名詞の分類
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