明王とは? わかりやすく解説

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みょう‐おう〔ミヤウワウ〕【明王】

読み方:みょうおう

大日如来の命を奉じ怒りの相を表し悪魔降伏(ごうぶく)して仏法守護する諸尊五大明王など。特に、不動明王をさす。

智慧の王、すなわち真言(しんごん)のこと。


めい‐おう〔‐ワウ〕【明王】

読み方:めいおう

すぐれた、かしこい王。明君


明王

読み方:ミョウオウ(myouou)

所在 神奈川県座間市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒252-0022  神奈川県座間市明王

明王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 15:12 UTC 版)

明王(みょうおう、: विद्याराज vidyā-rāja[1])は、密教における尊格及び称号で、如来の変化身ともされる[2]。明王には女性の尊格もある。




「明王」の続きの解説一覧

明王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)

「仏像」記事における「明王」の解説

明王は、密教信仰特有の仏像である。 未だ教え従わない救い難い衆生力尽くでも帰依させるために、明王が大日如来の命を受けたとも、如来が自ら明王に変化したとも伝えられている。 恐ろしい外貌激し憤怒の相が特徴であるが、孔雀明王六字明王は慈悲表した菩薩の顔をしている。 不動明王 不動明王は、インド中国ではほとんど信仰の対象となっていなかったが、日本では密教持ち帰った空海胎蔵界曼荼羅象徴として重視したことから、民衆の間に信仰広まった。左に索髪(さくはつ)を垂らし右手に剣、左手羂索を持つ。常に火の中にいることから、光背迦楼羅炎がある。 向かって右矜羯羅童子こんがらどうじ)、左に制多迦童子せいたかどうじ)を従えた三尊不動三尊)の形式祀られることが多い。 真言宗東密)では、不動明王降三世明王軍荼利明王大威徳明王金剛夜叉明王五つ五大明王という。東寺大覚寺醍醐寺不退寺など多くの寺で、五大明王そろって祀られている。

※この「明王」の解説は、「仏像」の解説の一部です。
「明王」を含む「仏像」の記事については、「仏像」の概要を参照ください。


明王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)

真言」の記事における「明王」の解説

真言サンスクリット語不動明王 大呪(火界呪):ノウマク・サラバタタギャテイビャク・サラバボッケイビャク・サラバタタラタ・センダマカロシャダ・ケンギャキギャキ・サラバビギナン・ウンタラタ・カンマン namaḥ sarvatathāgatebhyaḥ sarvamukhebhyaḥ, sarvathā tracaṇḍa-mahāroṣaṇa khakhāhi khāhi sarvavighanaṃ hūṃ traṭ hāṃ māṃナマハ サルヴァタターガテーッビャハ サルヴァムケーッビャハ サルヴァター トラット チャンダマハーローシャナ カン カーヒ カーヒ サルヴァヴィガナン フーン トラット ハーン マーン 帰命たてまつる全方位一切如来よ。一切一切処に。トラット。暴悪なる大忿怒尊よ。カン一切障碍滅尽したまえ滅尽したまえフーン。トラット。ハーンマーン。 中呪(慈救呪):ノウマク・サマンダ・バザラダン・センダマカロシャダ・ソワタヤ・ウン・タラタ・カン・マン namaḥ samanta-vajrāṇāṃ caṇḍa-mahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃナマハ サマンタヴァジュラーナーン チャンダマハーローシャナ スポータヤ フーン トラット ハーン マーン 帰命たてまつる。あまねき諸金剛尊よ。暴悪なる大忿怒尊よ。粉砕したまえ。フーン。トラット。ハーンマーン。 小呪(一字呪):ノウマク・サマンダ・バザラダン・カン namaḥ samanta-vajrāṇāṃ hāṃナマハ サマンタヴァジュラーナーン ハーン 帰命たてまつる。あまねき諸金剛尊よ。ハーン 孔雀明王 オン・マヤラギランデイ・ソワカ oṃ mārā-krānte svāhāオーン マーユーラークラーンテー スヴァーハー オーン無敵孔雀よ。スヴァーハー降三世明王 オン・ソンバ・ニソンバ・ウン・バザラ・ウン・パッタ oṃ sumbha nisumbha hūṃ vajra hūṃ phaオーン スンバ ニスンバ フーン ヴァジュラ フーン パット オーン。スンバ神よ。ニスンバ神よフーン金剛よ。フーンパット大威徳明王 オン・シュチリ・キャラ・ロハ・ウン・ケン・ソワカ oṃ ṣṭrīḥ kāla rūpa hūṃ khām svāhāオーン シュトリーヒ カーラ ルーパ フーン カーン スヴァーハー オーン。シュトリーヒ。カーラ神の姿をとるものよ。フーンカーンスヴァーハー。 オン・チリカラ・ロハ・ウン・ケン・ソワカ oṃ ṭrikara-ropa hūṃ khām svāhāオーン トリカラローパ フーン カーン スヴァーハー オーン三界殺害熱悩尊よ。フーンカーンスヴァーハー金剛夜叉明王 オン・バザラ・ヤキシャ・ウン oṃ vajra-yakṣa hūṃオーン ヴァジュラヤクシャ フーン オーン金剛夜叉よ。フーン。 オン・マカヤシャ・バザラサトバ・ジャク・ウン・バン・コク・ハラベイサヤ・ウン oṃ mahā-yakṣa vajra-sattva jaḥ hūṃ vahoḥ praveṣaya hūṃオーン マハーヤクシャ ヴァジュラサットヴァ ジャハ フーン ヴァン ホーホ プラヴェーシャヤ フーン オーン。大夜叉よ。金剛薩埵よ。ジャハ。フーンヴァンホーホ入れたまえ。フーン軍荼利明王甘露軍荼利明王) オン・アミリテイ・ウン・ハッタ oṃ amṛte hūṃ phaオーン アムリテー フーン パット オーン不死甘露尊よ。フーンパット金剛軍荼利明王 オン・キリ・キリ・バザラ・ウン・ハッタ oṃ kīli kīli vajra hūṃ phaオーン キーリ キーリ ヴァジュラ フーン パット オーンキーリキーリ金剛よ。フーンパット烏枢沙摩明王 オン・クロダノウ・ウン・ジャク oṃ krodhana hūṃ jaオーン クローダナ フーン ジャハ オーン忿怒尊よ。フーン。ジャハ。 オン・シュリ・マリ・ママリ・マリ・シュシュリ・ソワカ oṃ śrimali mamali mali śuśri svāhāオーン シュリマリ ママリ マリ シュシュリ スヴァーハー オーン吉祥保持し給え。幸福を保持し給え保持し給え華麗な吉祥に。スヴァーハー大元帥明王 ナウボウ・タリ・タボリ・ハラボリ・シャキンメイ・シャキンメイ・タラサンタン・オエンビ・ソワカ namas tariḥ taburiḥ bharaburiḥ śakyame śakyame trasaddhām oyaṃvi svāhāナマス タリヒ タブリヒ バラブリヒ シャッキャメー シャッキャメー トラサッダーン オヤンヴィ スヴァーハー 解読不能愛染明王 オン・マカラギャ・バザロシュニシャ・バザラ・サトバ・ジャク・ウン・バン・コク oṃ mahārāga vajroṣnīṣa vajrasattva jaḥ hūṃ vahoオーン マハーラーガ ヴァジュローシュニーシャ ヴァジュラサットヴァ ジャハ フーン ヴァン ホーホ オーン。大愛染尊よ。金剛仏頂尊よ。金剛薩埵よ。ジャハ。フーンヴァンホーフ。 ウン・タキ・ウン・ジャク・ウン・シッチ hūṃ ṭaki hūṃ jaḥ hūṃ siddhiフーン タキ フーン ジャハ フーン スィッディ フーンタキ神よフーン。ジャハ。フーン成就せよ。 無能勝明王 オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ oṃ huru huru caṇḍāli mātagi svāhāオーン フル フル チャンダーリ マータンギ スヴァーハー オーン取り去りたまえ。取り去りたまえ。チャンダーリーよ。マータンギーよ。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダボダナン・ジリン・ジリン・リン・リン・シリン・シリン・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ dhriṃ dhriṃ ririjrijrisvāhāナマハ サマンタブッダーナーン ドゥリン ドゥリン リン リン ジュリン ジュリン スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。ドゥリン、ドゥリン、リンリンジュリンジュリンスヴァーハー青面金剛 オン・デイバヤキシャ・バンダ・バンダ・カカカカ・ソワカ oṃ deva-yakṣa bandha bandha ha ha ha ha svāhāオーン デーヴァヤクシャ バンダ バンダ ハハハハ スヴァーハー オーン天の薬叉よ。縛せよ。縛せよ。ハハハハ。スヴァーハー

※この「明王」の解説は、「真言」の解説の一部です。
「明王」を含む「真言」の記事については、「真言」の概要を参照ください。

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明王

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 00:25 UTC 版)

名詞

みょうおう

  1. みょうおう密教日本では真言宗天台宗)で説かれるほとけ(仏)の一群分類としては、如来菩薩、明王、天部天神)とあるうちの一つ
  2. みょうおう密教日本では真言宗天台宗)で唱えられる陀羅尼真言一種で、長い呪文)のこと。「明呪の王」の意。
  3. めいおう)かしこい天子明君

発音(?)

[語義1,2]

ミョ↗ーオ↘ー

[語義3]

メ↗ーオ↘ー

関連語

[語義1,2]


「明王」の例文・使い方・用例・文例




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