ナマス

デジタル大辞泉

なます

［助動］［なませ｜なまし｜なます｜なます｜なますれ｜なませ］《「なさいます」の変化形「なはいます」「なはます」の音変化。近世後期の遊里語》動詞の連用形に付いて尊敬の意を表す。…なさいます。

「お家さんの傍(ねき)に立って居なます嬰児(いと)さんを見いな」〈滑・浮世風呂・二〉

なます【^×膾／^×鱠】

読み方：なます

古くは、魚・貝・獣などの生肉を細かく刻んだもの。のちに、魚・貝や野菜などを刻んで生のまま調味酢であえた料理をさす。

なま・す【^▽鈍す】

読み方：なます

［動サ五（四）］

１ 焼いた鋼を水やぬるま湯に入れて硬度を高める。「刃物を—・す」→にらぐ

２ 高温で熱した鉄材などをゆっくりと冷やす。焼き鈍(なま)しをする。「鉄線をー・す」→焼き鈍し

地名辞典

生須

読み方：ナマス（ｎａｍａｓｕ）

所在 群馬県吾妻郡六合村

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。