裏垢
裏垢の意味
裏垢とは、本来のアカウントとは別に作られる非公開寄りの私的なアカウントを指す俗語である。表向きの交友関係や発信内容から距離を置き、本音、愚痴、趣味、恋愛、性的な話、身内向けの投稿などを流す場として使われることが多い。 正式な機能名ではなく、SNS利用者のあいだで広まった言い方であり、文脈によって意味の幅がある。単に仲の良い相手だけに見せるアカウントを指すこともあれば、表では出せない欲望や不満を吐き出す閉じた場所を指すこともある。裏垢の使い方
裏垢は、表のアカウントでは書きにくい内容を流すために使われやすい。たとえば、現実の知人に見られたくない愚痴、恋愛の悩み、推し活の濃い話、性的な関心、承認欲求の強い投稿などを、限られた相手にだけ見せるために使う場合が多い。 また、表垢では仕事や学校のつながりがあるため、発言を抑えている人が、裏垢でだけ強い本音を出すこともある。そのため、裏垢は単なる別アカウントではなく、表の顔とは違う感情や欲望が出やすい場所として扱われる。裏垢と本垢の違い
本垢は、本人が普段の人間関係や活動と結びついた中心的なアカウントを指すのに対し、裏垢はその外側に作る私的な別アカウントを指す。本垢では無難な発信をしていても、裏垢ではかなり砕けた話し方になったり、攻撃的になったり、性的になったりすることがある。 そのため、本垢は社会的な顔、裏垢は内面や欲望のはけ口という形で使い分けられやすい。ただし、実際には完全に切り分けられるわけではなく、発言の癖や人間関係からつながりが見えやすいことも多い。裏垢と闇アカの違い
裏垢と闇アカは近い意味で使われるが、裏垢は比較的広い言い方であり、必ずしも危険性や後ろ暗さを強く含むとは限らない。単に身内向け、本音用、趣味用として使っているだけでも裏垢と呼ばれる。 一方で闇アカは、より暗く攻撃的で、性的、依存的、あるいはトラブルの火種になりやすいアカウントを指して使われやすい。つまり、裏垢は中立寄りの通称であり、闇アカはその中でも空気の悪さや危うさを強く感じさせる言い方である。裏垢がバレる理由
裏垢がバレる理由は、技術的な問題よりも、本人らしさが投稿ににじみ出ることにある。話し方、語尾、活動時間、愚痴の内容、知っている内輪ネタ、写真の背景、よく反応する話題などが重なると、匿名のつもりでも周囲には意外と気づかれやすい。 また、表のアカウントと同じ人間関係を引きずったまま使っていると、フォロー関係や話題の重なりから推測されやすい。隠しているつもりでも、感情が濃く出る場所ほど本人の輪郭はむしろ濃くなるのである。裏垢の危険性
裏垢は閉じた場所のように感じやすいが、実際には完全に安全ではない。スクリーンショット、引用、晒し、口外、アカウント特定などによって、内容が表へ流出することは珍しくない。とくに悪口、性的な話、恋人や友人に関する暴露は、表に出たときの傷が深くなりやすい。 さらに、匿名性に甘えて発言が過激になりやすく、承認欲求、依存、誹謗中傷、監視、執着といった方向へ傾きやすい危うさもある。裏垢は自由な場であると同時に、気の緩みが人間関係を壊しやすい場所でもある。裏垢女子の意味
裏垢女子とは、裏垢を使う女性を指す俗な言い方である。SNS上では、愚痴、本音、恋愛、承認欲求、性的な投稿を行う女性アカウントを指して使われることが多く、文脈によってはかなり性的なニュアンスを帯びる。 とくに一部のSNSでは、自撮り、下着、欲求不満、会いたい、通話したいといった投稿をする女性アカウントをまとめてそう呼ぶことがある。ただし、実際には演出、釣り、業者、なりすましも混ざりやすく、言葉の響きほど単純な実態ではない。裏垢男子の意味
裏垢男子とは、裏垢を使う男性を指す言い方である。こちらも本音、愚痴、性的な関心、承認欲求、出会い目的などをにじませたアカウントに対して使われることが多い。表では出せない欲望や寂しさを、裏垢で露骨に出している場合も少なくない。 そのため、単なる趣味用アカウントというより、恋愛、性、孤独感、自己顕示欲のはけ口として語られることが多い。ただし、この呼び方もかなり雑なくくりであり、使われ方には偏見や揶揄が混じることがある。裏垢が使われる理由
裏垢が使われる理由は、表では言えないことを吐き出したいからである。現実の人間関係では無難にふるまっていても、怒り、嫉妬、性欲、寂しさ、承認されたい気持ちなどは消えないため、それを出せる別の場所として裏垢が選ばれやすい。 また、表のアカウントではフォロワーの目を気にしてしまう人でも、裏垢では反応の濃い相手と深くつながりやすい。その反面、感情が濃くぶつかりやすく、依存やトラブルも起きやすい。裏垢は自由の場であると同時に、内面の弱さや欲望が剥き出しになりやすい場でもある。裏垢
別表記:裏アカ
ソーシャルメディアなどにおいて、自身のアカウントとして開設した本来のアカウントとは別に、秘密裏に設けた、匿名アカウントのこと。いわゆる「裏アカウント」の略。「垢」の字は「アカウント」の意味で用いられるインターネットスラングである。
裏垢は、自分自身の言動として関連づけられたくない振る舞いをするためのアカウントとして用いられる。第三者への誹謗中傷や、差別的発言、モラルを問われそうな言葉や画像投稿、などが裏垢を用意する主な目的として挙げられる。
「裏垢」の語は特に、Twitter上で若い女性が猥褻な(エロい)ことをつぶやいたり自分の裸を撮影して投稿したりしているような匿名アカウントを指す意味で用いられる場合が多い。未成年の中学生や高校生(を自称する人物)が、局部などが露骨に写っている裸の写真を投稿している例もある。もっとも、その写真が本人のものであるかどうか、裏垢の所持者がプロフィール通り女子中高生であるかどうかは疑わしい。基本的に眉唾物である。
裏垢を使って異性との猥談や仮初めの出会いを求めているような女性を「裏垢女子」と呼ぶこともある。
裏垢とは別に自分自身の素性を半ば公開して(本人として)運用されているアカウントを、「本垢」という。
裏垢の素性がバレて本垢が特定されることを俗に「垢バレ」という。裏垢での言動はモラルに反する、やましい、公にできない内容である場合が大半であり、裏垢での活動が露呈した場合には場合によっては当人の現実社会における立場すら危ぶまれる可能性がある。
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