LCO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:14 UTC 版)
「ストライク・ザ・ブラッド」の記事における「LCO」の解説
仙都木 優麻(とこよぎ ゆうま) 声 - 内山夕実 本作のヒロインの1人。古城の10年来の幼馴染。ボーイッシュなボク少女。波朧院フェスタの見物に絃神島を訪れる。 実は仙都木 阿夜が自身の脱獄のために単為生殖によって生み出した複製体であり、肉体の成長を制御され6歳の外見で誕生した(つまり実年齢は10歳)。母の目論見のためだけに生きることを定められていたが、古城と凪沙に偶然出会い一緒に遊んだ思い出を持ち、それを唯一自分の持ち物であると大切にしている。また、自身も空間制御能力を持つ魔女であり、オリジナルである阿夜と同様に魔導書の複製と記載も可能である。 母の起こした事件が解決した後、自分が魔女になる際に結んだ「阿夜を監獄結界から解放する」という契約を合法的に履行するため、攻魔官としてLCOの残党を追っている。 領主選争の際には契約の関係で終焉教団とは表立って対峙できず、人工島管理公社の主要メンバーを安全な場所に逃したり、斥候役を努めたりしていた。キイの策略によって「吸血王」の黒い眷獣を移植された古城の暴走を止めるべく他のヒロインたちと共に活躍。 その後、ラ・フォリアがザナの作った「契約の指輪」の話をするのを聞きつけ、「余ってるならいただいておこうか」というノリで指輪を入手。12人の古城の「血の伴侶」の1人となった。蒼(ル・ブルー) 優麻に貸与されていた阿夜の“守護者”。青い甲冑を身にまとった顔のない騎士。 仙都木 阿夜(とこよぎ あや) 声 - 高橋美佳子 優麻の母親にして、LCOを統べる“書記(ノタリア)の魔女”。魔術や魔族の存在そのものを疑問視し、闇誓書で世界の書き換えを行おうと目論む。“書記の魔女”の異名通り魔導書を複製することができ、魔導書の中身は勿論、魔導書が持っている能力・魔性・呪いを完璧に複製し、例え魔導書本体が物理的に廃却されても、内容さえ覚えていれば彩海学園の校舎の壁面をページ代わりにするなどして復元が可能。 狡猾かつ残忍な性格で、自分の組織であるLCOや同じ脱獄囚、「娘」である優麻でさえ「人形」と称して使い捨て、躊躇なく切り捨てる。その一方で、那月とは同じ魔女として唯一心を許した友人であったが、魔女を蔑む人間や世界への考えの違いから決別、以来那月には憎悪と友情の混じった複雑な感情を持ち、脱獄の際にも彼女の時間を奪うのみで最後まで戦うことは避けようとしていた。影(ル・オンブル) 元々の阿夜の“守護者”。支配権を無理やり奪い返された優麻の“蒼”が変質した姿。漆黒の鎧を纏う顔のない騎士。 メイヤー姉妹 声 - 櫻井浩美(エマ)、浅倉杏美(オクタヴィア) 黒いドレスを纏う姉のエマ・メイヤー、赤いドレスを纏う妹のオクタヴィア・メイヤーの非血縁の姉妹。LCO第一隊“哲学(フィロソフィ)”に所属する北海帝国出身の魔女。どちらも残虐な性格であるが、エマは当初から歪んだプライドの持ち主だったオクタヴィアにそそのかされ、それまで真面目だった性格が魔導書による精神汚染を受けて現在の性格になった。 那月や阿夜など優れた魔女が老化しない一方、メイヤー姉妹は老化が進んでいるなど魔女としての才能は低く、それを指摘されると逆上し冷静さを失う。 北欧のある森林を消し去り、周辺の町を全滅させた事件「アッシュダウンの惨劇」の首謀者。森林を無数の木の蔦で構成される守護者に変えることで、ほぼ無限に使役できる。絃神島へ潜入した時に紗矢華とラ・フォリアを苦戦させるが、前述の仕組みを見抜いた紗矢華の呪術攻撃で守護者を無力化されて敗北し、特区警備隊に捕縛される。 テレビアニメ版では、古城たちに追い詰められた阿夜によって監獄結界の脱獄囚が再復活させられた際にメイヤー姉妹も再復活させられるが、全員とも特撮作品における再生怪人に例えられながら一蹴された。 真賀斎 禍子(まがとき かこ) 声 - 田中理恵 LCOの残党でmLCO第五隊“科学(サイエンス)”に所属していた大司書“逢魔の魔女”。“吸血王”からの依頼を受けて、彼から提供された飛躍した技術を元に古城をイロワーズの生存者達を保護していた異空間の中へと陥れた。
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