ABS 樹脂とは? わかりやすく解説

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エービーエス‐じゅし【ABS樹脂】


ABS樹脂

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ABS樹脂


ABS樹脂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 02:19 UTC 版)

ABS樹脂(エービーエスじゅし、英語:ABS resin)とは合成樹脂の一種で、アクリロニトリルAcrylonitrile)、ブタジエンButadiene)、スチレンStyrene)共重合合成樹脂の総称。CAS番号9003-56-9。ABSは原料の頭文字に由来する[2]。常用耐熱温度は70 - 100 ℃[3]。硬くて丈夫で光沢のある成型品を作ることができ、椅子やテーブルなどにも利用されている[4]


  1. ^ May, James (2009) [2009]. James May's Toy Stories. London: Conway. ISBN 978-1-84486-107-1 
  2. ^ "アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂". ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. コトバンクより2023年12月15日閲覧
  3. ^ a b ABS樹脂の物性と用途、特性について”. ダイヤモンドホイール・ダイヤモンド砥石・CBN工具・CBN砥石と研削研磨の情報サイト. 2023年12月15日閲覧。
  4. ^ 渡辺優『図解インテリア・ワードブック』建築資料研究社、1996年、91頁。 
  5. ^ a b "ABS樹脂". 百科事典マイペディア. コトバンクより2023年12月15日閲覧
  6. ^ a b "アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合樹脂". 化学辞典(第2版). コトバンクより2023年12月15日閲覧
  7. ^ a b c 宮下徳治『コンパクト高分子化学』三共出版、2017年2月20日、50頁。ISBN 4-7827-0413-5 
  8. ^ Acrylonitrile-butadiene-styrene copolymer, ブリタニカ百科事典, https://www.britannica.com/science/acrylonitrile-butadiene-styrene-copolymer 


「ABS樹脂」の続きの解説一覧

ABS樹脂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 04:43 UTC 版)

スポイラー (自動車)」の記事における「ABS樹脂」の解説

ほとんどの委託者ブランド名製造業者OEM)は様々な混ぜ物典型的に顆粒状混ぜ物)を使ったABS樹脂を成型することによってスポイラー生産する混ぜ物フィラー)を入れることでこの安価な材料剛性導入される。もろさが合成樹脂プラスチック)の主な短所であり、経年により劣化が進む。

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「ABS樹脂」を含む「スポイラー (自動車)」の記事については、「スポイラー (自動車)」の概要を参照ください。


ABS樹脂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/10 19:41 UTC 版)

プラ素材」の記事における「ABS樹脂」の解説

ABS樹脂はスチロール樹脂ゴムなどを加えており、耐衝撃性優れる。通常のプラスチック素材同様に切断穴開けなどが出来る。ただし、接着剤スチロール樹脂用とABS樹脂用は異なる。 タミヤからはロボット工作用などにABS樹脂の物も発売されている。3mmの厚さで、5mmおきに3mm (M3) の穴が空いている。ネジナット固定できるが、緩く固定できるようにプッシュリベット(3x8mm, 3x10mm) も発売されている。 ユニバーサルアーム 170x10mm I字, 210x10mm I字, L字 ユニバーサルプレート 160x60mm, 210x60mm レゴブロックナノブロック、アーテックブロックなどのプラスチックブロックもABS樹脂を使用している。詳細それぞれの項目を参照。 その他、0.3mm〜3mm程度様々な厚みの平板・角棒・丸棒三角棒・パイプ型鋼材などが発売されている。

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ABS樹脂

出典:『Wiktionary』 (2018/04/04 23:24 UTC 版)

名詞

ABS 樹脂

  1. アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン重合させた合成樹脂

語源


「ABS 樹脂」の例文・使い方・用例・文例

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