ABS ハンブルク - ベルリンとは? わかりやすく解説

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ABS ハンブルク - ベルリン (286km)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:02 UTC 版)

ドイツの高速鉄道路線」の記事における「ABS ハンブルク - ベルリン (286km)」の解説

詳細は「ベルリン-ハンブルク線」を参照区間第二次世界大戦前平均速度ベース当時世界最高速列車だった「フリーゲンダー・ハンブルガー」号(1933~39年)や、05形蒸気機関車002号機の高速試運転での200km/hの世界記録プロペラ推進式の試験用車両シーネンツェッペリン」による高速記録など、高速列車舞台として知られた。しかし第二次世界大戦後ドイツ東西分割されたため、同路線は「東西国境を跨ぐ」路線となり、戦前高速運転は行われなくなった1990年ドイツ再統一後は、荒廃していたインフラ整備が行われ、インターシティの運転も行われるようになったが、ドイツの2大都市を結ぶ路線ながら、「ドイツ統一高速交通計画」で160km/h運転が開始されたのみで大規模な改良進んでいなかった。これはこの区間へのトランスラピッドリニアモーターカー建設計画燻っていたためである。しかし、建設コストなどの問題から、2000年正式にトランスラピッド計画破棄された。 2001年より5億ユーロ建設費をかけ、同線の230km/h運転に向けて踏切撤去軌道強化信号設備更新などの大規模な改良工事始まった。この改良工事2004年完成し同年12月改正ICE所要時間が2時間9分が1時間33分まで、IC所要時間が2時間23分が1時間58分まで短縮された。ICE表定速度は 185km/h にもなる。当初は ICE/IC がそれぞれ2時間間隔運転され2006年5月改正では1時間間隔増発されている。 しかし2008年2月に、改良工事使用されコンクリート枕木一部で、強度品質重大な問題存在することが発覚したこのため同種類の枕木一斉交換することが決定し2009年春に約3ヶ月間、同路線一部区間列車の運行全面的に休止して枕木取替えを行う集中工事実施されることになった工事間中ICEIC迂回運転を行う予定である。

※この「ABS ハンブルク - ベルリン (286km)」の解説は、「ドイツの高速鉄道路線」の解説の一部です。
「ABS ハンブルク - ベルリン (286km)」を含む「ドイツの高速鉄道路線」の記事については、「ドイツの高速鉄道路線」の概要を参照ください。

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