4代目 GP/GJ系とは? わかりやすく解説

4代目 GP/GJ系(2011年 - 2016年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 02:22 UTC 版)

スバル・インプレッサ」の記事における「4代目 GP/GJ系(2011年 - 2016年)」の解説

4代目フルモデルチェンジ併せて、5ドアハッチバックタイプは「5ドア」から「スポーツ」、4ドアセダンタイプは「アネシス」から「G4」にそれぞれサブネームが改められた。 先代とほぼ同等ボディサイズに、ホイールベース25 mm拡大しドア構造見直され室内空間広められたことで、肩および肘空間や後席足元にゆとりを持たせるとともにAピラー下端200 mm前に出したことで視界確保両立した。計器盤(インストルメントパネル)の高さを抑えドア肩部低くし、フロントドア三角窓追加したことで視界開放感高めた。トランクスペースは、「G4」ではスペースそのもの拡大するとともに6:4分割式トランクスルー機能採用し、「スポーツ」ではルーフ後端構造見直しパンク修理キット採用床面高を下げ、さらにサブトランクを追加したエンジン2010年秋新世代BOXERエンジン水平対向エンジン)」が採用され、1.6 L車はFB16型 (1.6 L) を搭載した3代目から100 cc拡大した排気量分をトルク向上に使用した先代2.0 L車と遜色ない加速実現するとともに1.5 L車と比較して20%燃費向上実現した2.0 L車はフォレスター採用のFB20型に置換従来型比べ、約27%の燃費向上実現するとともに、中速領域トルク向上したことで、2.5 L車並のアクセル軽く踏み込むだけでも素早い加速感じられる応答性良さ実現したトランスミッション時代遅れであった4ATから、既にレガシィエクシーガ等で採用しているチェーン式CVT「リニアトロニック」で、パーツレイアウト最適化した改良型搭載した2.0 L車にはパドルシフト6速マニュアルモード備える。さらにリニアトロニック車(『1.6i』を除く)にはアイドリングストップシステムも搭載した飛び込みスターターにタンデムソレノイドを搭載したことでアイドリングストップ作動してエンジンが完全に止まる前でも再始動可能にした。1.6 L車の四輪駆動車5MT車と「1.6i」の前輪駆動車を除く全グレードで「平成22年度燃費基準+25%」を達成したボディ超高張力鋼板を採用し骨格見直したことで全方向において高い衝突安全性を実現した。さらに、「2.0i」および「2.0i-S」にはレガシィ採用されている「EyeSight (ver.2)」搭載グレード設定した衝突被害軽減ブレーキ搭載した。この「EyeSight」は2014年11月マイナーチェンジスバル・レヴォーグから順次導入されている「EyeSight (ver.3)」に更新されている。 2015年6月には、スポーツスバルハイブリッド車としてはXV HYBRID以来2車種目となる「SPORT HYBRID」を発表したシンメトリカルAWD車の構造を基に、モーターアシストによる加速性能低燃費両立した独自のAWDハイブリッドシステム採用したハイブリッドシステムバッテリー制御変更を行うことで回生頻度を向上させ、積極的にバッテリー使用することで燃費向上図りトランスミッション既存のリニアトロニックにハイブリッド用の駆動モーター一体化した専用品を採用することでフリクション低減しトルクコンバーター流体特性変更することで「平成32年燃費基準+10%」を達成一方でインバーターDCコンバーターなどの高電圧部品バッテリーをワンユニット化して荷室下に収めることで荷室フラットとした。併せて摩擦抑えて初期応答性高めたダンパー採用足回りセッティング最適化タイヤガソリン車の205/50R17から幅広の215/50R17に変更され遮音材吸音材最適部位への設定強化専用液体封入エンジンマウント採用により振動騒音低減したEyeSightはver.2が採用されているが、全車追従機能クルーズコントロール作動時にEV走行回生ブレーキ最大限活用することで実用燃費向上を図るECOクルーズコントロール備えたまた、HYBRID専用装備として、フロントやサイドシルスポイラーに専用品を採用。ルーフエンドスポイラーとリアコンビランプはLED採用内装には青色加飾アクセント加えられた。 また、3代目ラインナップされていた派生モデルXV2012年9月25日に、WRX STIWRX STI A-Lineボディタイプ4ドアセダンのみに集約の上2014年8月25日に、順次モデルチェンジされたが、車種名を「SUBARU XV」および「WRX STIWRX S4」に改め、「インプレッサシリーズから独立した車種となった詳細別項スバル・XV」「スバル・WRX」を参照のこと。 なお、G4には桐生工業手掛けた教習車仕様存在する

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