4代目 HA11S/21S/HB11S/21S/HC11V/HD11V型(1994年 - 1998年)
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1994年11月にフルモデルチェンジを受けた。5ドア車では特徴であったリアクォーターウインドウが廃止されたが、全体的には先代からのキープコンセプトで、ホイールベースを含むボディサイズも先代から据え置かれている。「レジーナ」や「スライドスリム」などのバリエーションはなくなり、3ドアと5ドアの標準モデル、そしてスポーツモデルの「ワークス」のみとなる。内装では、先代後期型のオーディオスペースは2DINであったが、こちらは1DINとなっている。 「ワークス」の上級グレードとなる「RS/Z」のエンジンは、新開発のオールアルミ製直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボのK6A型660 ccエンジンとなり、ECUも16ビットへ進化、最高出力64 ps/6,500 rpm、最大トルク10.5 kgm/3,500 rpmを発揮する。なお、F6A SOHCインタークーラーターボの「ie/s」のECUは従来どおり8ビットのままであるが、最高出力64 ps/6,000 rpm、最大トルク10.0 kgm/4,000 rpmと、先代のSOHCモデルよりも性能が向上している。 標準モデルのCM出演者は鷲尾いさ子。 先代はベスト・アルトのコンセプト通り大ヒット作となったが、コスト削減の影響と新ジャンルを築き上げたワゴンRの登場によってやや影の薄いモデルとなってしまった。
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