4代目 J15*W型(2009年 - )
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「トヨタ・ランドクルーザープラド」の記事における「4代目 J15*W型(2009年 - )」の解説
2009年9月におよそ7年ぶりにモデルチェンジを果たし、4代目となった。この代から日本国内向けは3ドアショート車が廃止され(欧州中心に海外向けは継続)、同年8月に廃止されたハイラックスサーフの受け皿をも兼ねることとなる。プラットフォームやエンジンは先代を踏襲しつつ発展させ(キャリーオーバー)、「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたクルマとなったとメーカーは発表している。 新たに、直前側方死角もカバーするマルチテレインモニターやワイドビューフロント&サイドモニターを装備したことで、先代以来装備されていた助手席側フロントフェンダーのサイドアンダーミラーを無くした最上位グレードを用意したが、これは最上位グレード一種に限られ、残りの全グレードは依然としてサイドアンダーミラーを保安基準上の死角補助のために必要とする。 内装ではセカンドシートに足元スペースを広めるスライド機構と、3列目への乗降性を高めるウォークイン機構を助手席側に備えたほか、サードシートはスイッチ一つで格納・復帰できる電動フロア格納機構を採用するとともに足元を50 mm低床化して着座姿勢を改善した。 また、直4 2.7 L車は「平成22年度燃費基準+10%」を、V6 4.0 Lは「平成22年度燃費基準+5%」をそれぞれ達成し、燃費性能を向上したほか、VSC・TRC、7個のSRSエアバッグ、運転席・助手席のアクティブヘッドレスト、ミリ波レーダー方式のプリクラッシュセーフティシステムを新たに設定し、安全性能も向上した。 4.0 Lの1GR-FE型は今回のモデルではレギュラーガソリン仕様となり、出力は276 ps(203 kW)/5,600 rpm、38.8 kg・m(380 N・m)/4,400 rpm、10/15モード燃費も8.2 km/Lと、それぞれ先代モデルのハイオク仕様を上回った。 プラットフォームを共有していた日本仕様のハイラックスサーフの生産終了に伴い、国内仕様のみ生産拠点が田原工場から(ハイラックスサーフの廃止で生産設備の空いた)日野自動車の羽村工場に移転した。
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