4代目 FK2型(2015年 - 2016年)
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「ホンダ・シビックタイプR」の記事における「4代目 FK2型(2015年 - 2016年)」の解説
ドイツ北西部にあるニュルブルクリンクにおけるFF車両世界最速を目標に、2015年の発売投入にむけ開発されることが発表された。2012年10月から参戦している世界ツーリングカー選手権(WTCC)の技術も転用される。車両は9代目 (FB型) の欧州仕様 (5ドアハッチバック) をベースに新開発のK20C型エンジンを搭載。歴代で初めてのターボチャージャー付きエンジンとなり、最高出力310psを発揮するほか、最高速度は270km/hに達するとアナウンスされている。アイドリングストップを搭載し、燃費にも配慮している。ただエンジンがターボ化されたことやタイヤサイズアップなどの影響から、従来型と異なり車重はベース車種よりも重くなっている。 2015年3月、ニュルブルクリンク北コースでタイム測定を行い7分50秒63を記録。2014年にルノー・メガーヌRS.275トロフィーRが記録したタイムを4秒程上回って、量産FF車におけるニュルブルクリンク北コースの最速タイムを更新した。6月にはル・マン24時間レースの前夜祭(市内パレード)に登場し初の公道走行を披露した。 2015年7月2日にイギリスで出荷が開始された。日本では同年9月30日にホームページ内に関連情報を先行公開し、同年10月28日に公式発表した。750台の限定販売であるが、今回は購入の際、事前にホームページから商談申込をする必要があり、ディーラーでの店頭販売は一切ない(ディーラーでは商談の申し込みもできない)。受付期間は翌10月29日から11月23日までで、期間中に限定台数を上回る商談申込があった場合には抽選となる。なお、発売は同年12月7日となる。また、カタログはデジタルカタログのみで、紙カタログが用意されない。なお750台という数は、ニュルブルクリンクでのラップタイム7分50秒台に由来している。 内装 欧州仕様車 TCR車両
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