4代目 HBSHE/HBPHE/HBPH8/HBSN2型(1981年-1986年)
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1981年10月発売(レシプロのガソリンシリーズのみ)。このフルモデルチェンジでコスモと兄弟車になる。従来同様、4ドアハードトップと今代のみサルーンと称する4ドアセダンを設定。内装も大幅に変更され、特に4ドアハードトップではメーターフードの左にエアコンとワイパーを、右にライトスイッチを装備するサテライトスイッチ方式となった。 1981年11月 省燃費対策を施した6PI(6ポート・インダクション)の12A型RE、2.2Lディーゼルを追加。 1982年3月 LPGエンジンのタクシー仕様もフルモデルチェンジ。エンジンは、従来型と同じLPG仕様の2.0L直4のMA型で、グレードはDX、SG-L、SG-Sの3種類。 同年10月 世界初のロータリーターボ(12A)搭載車を追加。また、2.0LのEGI車のATを4速化し、サルーンにも同EGI車を設定。 1983年10月 マイナーチェンジ。前期型の4ドアHTで不評だったフロントマスクを変更し、比較的オーソドックスなマスクへと変更。エンジンには、世界初の共鳴過給システムを採用したハイパワーのRE13B-スーパーインジェクション(SI)を搭載するリミテッドが追加された(ミッションは4ATのみ)。また、ロータリーターボにも4AT車が追加。なお、リミテッド系には電子制御サスペンションAASが装備された。レシプロエンジン車は、新開発の2.0L直4のFE型マグナムエンジン(EGI及びキャブレター)に換装され、1.8Lは廃止。タクシー仕様もマグナム直4のLPG仕様に変更された。 1985年5月 レシプロ車のSG-XをGENTEEL(ジェンティール)-Xに、SG-SをGENTEELに変更。GENTEEL-Xは、リミテッドに準じた装備を持つレシプロ車の最上級グレード。また、この時点で唯一3速のままだったFE型キャブ車のATも4速化(但し、このタイプのみロックアップ機構はなし)。 1986年9月 ルーチェのみフルモデルチェンジ。姉妹車のコスモは2ドアHTと4ドアHTのみに縮小し、1990年3月のユーノス・コスモ登場まで継続販売。 1989年5月には、サルーン(4ドアセダン)の車体を再利用してタクシー専用車とした、カスタムキャブが発売。 後期型 ハードトップ(リア)
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