4代目 GD6/8/GE1/4型(2002年 - 2008年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 10:14 UTC 版)
「ホンダ・シティ」の記事における「4代目 GD6/8/GE1/4型(2002年 - 2008年)」の解説
日本仕様の詳細はフィットアリアを参照 2002年発表。フィットをベースに、東南アジアのみならず中国市場などもターゲットにした国際戦略車種として開発された。ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドや広汽ホンダなどで生産され、日本でもタイからの輸入車がフィットアリアの名前で販売されていた。タイとインドではフェイスリフト後は「City ZX」とネーミングされているが、その他地域は「City」のままである。当初、1.5Lモデルは8バルブ仕様のみであったが、後にVTEC・16バルブ仕様のほか、1.3Lも追加された。それぞれMTとCVTがあり、グレード構成は国によって異なる。後席はベースとなったフィットから“ウルトラシート”が継承されているが、インド向けではコストダウンおよびLPGタンク搭載を前提とし、固定式に変更されている。 2005年9月にはフェイスリフトを行った新型が発表され、10月にタイ、マレーシアで発売された。一番の変更点は新しいエクステリアで、フロントグリル、ヘッドライト、フォグライト、テールライト、バンパーが新しくなり、フロントエンドが65mm、リアエンドが15mm長くなった。ドアミラーは電動格納式に変更。i-DSI、VTECの両グレードとも15インチのアルミホイールが標準となった。インテリアの変更点はわずかだが、ドライバーアームレストの改良やマップライトの追加がある。 エンジンは変わらないが、インテークマニホールドが改良され、吸入空気の温度が10%下がっている。サスペンションもアップグレードされた。タイ、フィリピン、パキスタン、シンガポール、マレーシアではi-DSI、VTEC 両グレードにCVTを用いている。CVTは7速マニュアルモードを持つ、パドルシフトが付く。 2008年5月末には全世界での累計販売台数が100万台を超え、ホンダの基幹車種と位置付けられている。 中国では、現地合弁会社の広汽本田が自主ブランド「理念」(Everus)の最初の市販車として、シティをベースにした理念・S1を2010年末の広州国際モーターショーにて発表し、2011年4月18日に発売した。 前期型リア 後期型リア
※この「4代目 GD6/8/GE1/4型(2002年 - 2008年)」の解説は、「ホンダ・シティ」の解説の一部です。
「4代目 GD6/8/GE1/4型(2002年 - 2008年)」を含む「ホンダ・シティ」の記事については、「ホンダ・シティ」の概要を参照ください。
- 4代目 GD6/8/GE1/4型のページへのリンク