ベース車種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 21:11 UTC 版)
二輪車・四輪車ともに特定の車種が好まれる傾向にある。 二輪車の場合、共同危険型では、1970年代のモデルではホンダCB750FOUR、カワサキ750RS (Z2)、750SS MACH、スズキGT750、ヤマハTX750などが人気である。大型二輪免許規制後は、ホンダCB400FOUR(ヨンフォア)、CBX400F、CBR400F、ホークII/ホーク III(バブ)、スズキGS400E、GSX400F/GSX400FSインパルス、GSX400/250Eカタナ(ゴキ)、GSX400/250E(ザリ)、GT380(サンパチ)、RG250、カワサキZ400FX(フェックス)、Z400GP、GPZ400/GPZ400F、KH400/250(ケッチ)、SS350/250(マッハ)、Z250FT、ヤマハXJ400E、RD400、RZ250/350など。 1990年代以降の高年式車としては、カワサキ・ZEPHYRやホンダ・CB400SF、ヤマハ・XJR400/XJR400R、スズキ・インパルス(GK79A/GK7CA)、カワサキ・ZRX/ZRX-IIなど。 2000年代には、ビッグスクーターの流行に応じて中型排気量のスクーターを使用しているケースも見られるようになった。 また、強い人気を持つホンダ・CB系統に連なるデザインのホンダ・JADE、ホンダ・CB125T、ホンダ・CBX125、ホンダ・MBX、ホンダ・APEなども対象とされる事例がある。 二輪車の違法競走型では、1980年代のレーサー・レプリカ・ブームにおけるホンダ・NSR250R、スズキ・RGV250Γ、ヤマハ・TZR250Rなどに人気があった。 四輪車の場合、セダンでは、「VIPカー」のベースとなるのは、マークII、チェイサー、クレスタ、アリスト、ソアラ、クラウン、セルシオ、センチュリー、セドリック、グロリア、ローレル、シーマなどの人気が高い。違法競走型の現行車種は、ラリー競技やジムカーナ、ダートトライアルなど公式競技でも活躍するものが主で、ランサーエボリューション、インプレッサWRXなどのスポーツセダンや、スカイラインGT-R、フェアレディZなどのスポーツクーペに人気があり、旧型車では、トヨタ・AE86型(カローラレビン/スプリンタートレノ)、スープラ、シルビア、180SX、旧型のスカイラインなどが根強く好まれている。中古車で購入する場合、ラグジュアリーカーは節税対策としての企業の社用車需要もあって新モデルに注目が集まり旧モデルが定期的に市場放出されるが、スポーティーカーでは車種ごとに熱心なファンも存在するためそもそも中古で出回る数も少なく、市場価格は高値安定傾向にある。 「バニング」のベース車両は、トヨタ・ハイエース、エスティマ、日産・キャラバン、ホンダ・S-MXといった、商用バンやミニバンが多い。
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