4代目 KSP210/MXPA1#/MXPH1# 型 (2020年 - )
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「トヨタ・ヤリス」の記事における「4代目 KSP210/MXPA1#/MXPH1# 型 (2020年 - )」の解説
TNGA戦略において最後発となる、『GA-Bプラットフォーム』の採用車第1号である。チーフエンジニアは11・12代目カローラシリーズ、2代目オーリスの製品企画主査を担当した末沢泰謙。製品コンセプトは「Ready To Go!」で、キャッチフレーズは「YARIS & GO!」。 デザインは「小さく、美味しく、それでいて面がすごくふくよかでツヤがある」というイメージで作られた『黒豆号』というモチーフがベースとなっている。デザインコンセプトは「B-ダッシュ」で、Bには「BOLD(大胆)」「BRISK(活発)」「BOOST(加速)」「BEAUTY(美)」「BULLET(弾丸)」などの意味が込められており、躍動感が重視された。製品としてはかつて「安かろう悪かろう」が一般的であったコンパクトカーの概念を覆した初代をオマージュし、「ボディの大小によるヒエラルキーにとらわれないクルマ」「ファーストカーとして選んでもらえるクルマ」を目指した。後部座席は先代に比べると割り切られた作りで、ファミリーカーというよりはドライバーズカー・パーソナルカーとしての面が強い。 日本仕様車では幅が5ナンバーサイズに抑えられている、電動パーキングブレーキや(MT車以外は)シフトブーツが採用されていない、ホイールが4穴であるなどの点で欧州仕様と異なる。またハイブリッド仕様車において、欧州仕様では3ナンバーボディのためフェンダー周りが日本仕様と比較し、ややもっこりしておりスタイリングの躍動感がより高められているほか、3代目ヴィッツ同様サイドフェンダー部に「HYBRID」エンブレムが装着されているのに対して日本仕様車では装着されていない。
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