鳩山・菅内閣とは? わかりやすく解説

鳩山・菅内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:15 UTC 版)

北澤俊美」の記事における「鳩山・菅内閣」の解説

2009年9月鳩山由紀夫内閣防衛大臣就任し初入閣果たした当初防衛大臣には野田佳彦起用報じられていたが、民主党内では比較保守色の強い野田防衛相就任には、連立パートナーである社会民主党や、民主党内の左派から反発懸念する声が上がり北澤防衛相就任落ち着いた北澤参議院外交防衛委員長務めた他は外交・防衛関係のポストには縁がなく、就任は意外感をもって迎えられた。 防衛大臣就任後自衛隊インド洋派遣による給油について早々に中止する考え表明したため、防衛省事務方警戒感強まったものの、のちに首相鳩山由紀夫退陣引き金を引く普天間基地移設問題では、沖縄県外や日本国外への移設志向する鳩山社会民主党党首福島瑞穂国民新党代表亀井静香らに対し閣内ではいち早く県外国外移設不可能との結論出し従来名護市辺野古沖に移設する案への回帰打ち出し外務大臣岡田克也共同歩調を取る。2010年4月20日には鳩山対し叩いて従来辺野古への移設案の受け入れ迫った報じられた。 2010年4月29日から5月2日までの4日間「日印両国防衛交流」を目的としインド訪問4月30日国防大臣アントニー会談しその中で北澤アントニー国防費増大続け中国対し透明化求めていく考え一致し北朝鮮核開発ミサイル発射などについて懸念表明した北澤アントニー北朝鮮による日本人拉致問題解決協力要請した際、アントニーは「日本考え立場共有している。全面解決に向け協力していきたい」と述べ協力することを表明した会談後、北澤中国軍備増強対抗し南西諸島への陸上自衛隊部隊配備表明し2011年度予算案調査費を計上する考え表明した。なお北澤就任当初日中関係への影響懸念し麻生内閣防衛相浜田靖一主導検討され南西諸島への陸上自衛隊部隊配備撤回する考え示していた。 鳩山退陣に伴い2010年6月発足した菅内閣でも防衛大臣再任された。同年7月第22回参議院議員通常選挙で4選。9月民主党代表選挙では、北澤所属する政権戦略研究会羽田グループ)は、羽田孜中心に小沢一郎支持打ち出したものの、菅内閣閣僚である北澤早々に菅直人首相再選支持表明し対立候補である小沢外交・安全保障政策批判した再選を受け、一時枝野幸男後任民主党幹事長への就任取り沙汰されたが、菅第1次改造内閣でも防衛大臣再任された。翌2011年1月菅第2次改造内閣でも防衛大臣留任し2009年9月鳩山内閣発足以来同一の職に留まる唯一の閣僚となった防衛大臣として安定感ある仕事ぶりに省内の評価高く留任を望む声が多かったという。 2010年末、らがたちあがれ日本連立政権への参加打診した際、当初幹事長岡田克也交渉窓口であったが、連立協議不首尾に終わると、交渉役を岡田から北澤切り替えその結果たちあがれ日本から与謝野馨単独離党させ、菅第2次改造内閣入閣させることに成功した2011年3月11日発生した東日本大震災において震災当日東京電力社長清水正孝自衛隊対し輸送機での東京へ移動要請したが、北澤被災者救援のための輸送最優先すべきだとして拒否し自衛隊担当者清水乗せて飛び立っていた自衛隊機に名古屋へ引き返すよう命じた結果清水翌朝になって東京到着した3月14日災害派遣決定同年9月2日菅内閣総辞職に伴い防衛大臣退任した2009年鳩山内閣発足以来唯一同じ閣僚の職に留まり連続在任記録坂田道太防衛庁長官746日に次ぐ第2位717であった通算在任記録防衛庁長官防衛大臣両方経験した石破茂坂田上回るため、北澤歴代第3位)。

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鳩山・菅内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 00:41 UTC 版)

山岡賢次」の記事における「鳩山・菅内閣」の解説

2009年平成21年)の第45回衆議院議員総選挙により発足した鳩山内閣において、国会対策委員長留任11月衆院予算委員会についての「何があっても3日間で終えるつもりだ。(野党が)邪魔をするなら国民生活を守るため、強行でも法案可決していくという固い決意でこの国会に臨む」と発言2010年平成22年6月鳩山首相辞任を受け、発足した菅直人新執行部では、党副代表広報委員長就任後任国対委員長樽床伸二)。いわゆる脱小沢人事一環とされた。2010年9月民主党代表選挙では小沢一郎擁立奔走した代表選小沢敗れ新執行部山岡副代表留任広報委員長退任した後任広報委員長大塚耕平)。

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