防衛交流
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トラファルガーの海戦200周年で観閲するエリザベス2世英国女王に敬礼するDD-153「ゆうぎり」の隊員 トラファルガーの海戦200周年で観閲するエリザベス2世英国女王に敬礼するTV-3508「かしま」の隊員 海上自衛隊は、各国海軍との防衛交流を積極的に推進している。 1980年(昭和55年)以降は、米海軍主催でハワイ付近で実施されている多国軍事演習である環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加している。 海上自衛隊が日本海域で実施する観艦式に合わせて外国艦艇が来航するほか、外国の観艦式に艦艇を派遣する。ロシア海軍300周年記念観艦式に参加するため、1996年(平成8年)7月には71年振りに海上自衛隊の艦船がウラジオストク港へ派遣された。また、これに対して、ロシア側も1997年(平成9年)6月に103年ぶりにロシア軍艦(「アドミラル・ビノグラードフ」)が東京港に来航した。 2006年(平成18年)10月3日から5日まで、第6回アジア太平洋潜水艦会議(APSC2006)を初めて海上自衛隊が主催した。この会議には、日、豪、加、中、コロンビア、仏、印、インドネシア、マレーシア、パキスタン、韓、露、シンガポール、タイ、英、米の16ヶ国海軍が参加した。同会議は2001年(平成13年)から毎年開催されている。 こうした交流は政治問題の影響を受けることもある。韓国は2018年10月11日に済州国際観艦式に招待した海上自衛隊に、自衛艦旗(旭日旗)を降ろすよう要求。防衛省はこれを拒否して、10月5日に参加中止を発表した。 諸外国海軍との共同訓練の開始時期などは自衛隊#各国軍隊との関係を参照。 遠洋練習航海による交流は練習艦隊を参照。
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防衛交流
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「日本とクロアチアの関係」の記事における「防衛交流」の解説
2013年9月、海上自衛隊の練習艦「かしま」が、日本とクロアチアの国交樹立20周年を記念して、リエカに次ぐクロアチア第二の港町でありダルマチア地方で最大の港町スプリトに寄港した。これが、海自の艦艇による初のクロアチア訪問である。かしま艦上で開かれたパーティーでは、スティエパン・メシッチ元大統領、辻優駐クロアチア大使、北川文之海将補などが参加し、海自の音楽隊とクロアチア共和国軍オーケストラ(クロアチア語版)が協演するなど、両国の親睦を深めた。
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