防衛事務次官への接待
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 12:30 UTC 版)
「山田洋行事件」の記事における「防衛事務次官への接待」の解説
2007年10月19日付のマスコミ各紙で、守屋武昌が防衛事務次官在職中、専務・宮崎元伸(当時)と年間数十回、計百数十回に渡ってグループ企業のゴルフ場でゴルフ接待を行い、関連企業の車両を利用して従業員が送迎を行っていたことが報じられた。接待を行った企業への利権に結びつく直接的な行為と見受けられるため、自衛隊員倫理規程では利害関係者と遊技またはゴルフをすること自体が禁じられている。 これを受けて、石破茂が防衛省として事実関係を調査すると発表。民主党は守屋の証人喚問を要求。29日に衆議院での証人喚問を行った。守屋はネクタイ・ゴルフバッグ等の提供やゴルフ接待を受けたことを証言した。この証人喚問では守屋は便宜供与を否定している。 また、守屋の次女が渡米、山田洋行と縁のあるレンセラー工科大学へ入学準備を行う際、現地法人の関係者が住居探しや生活用品の購入などを手伝ったとされる疑惑に関して、衆院での証人喚問で守屋は費用の負担は自ら行っていると答えている。自衛隊員倫理規程には職員本人について「利害関係者から供応接待を受けること」を禁じているものの、現時点で親族に関する規程は無い。
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