膾
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 23:41 UTC 版)
鱠、膾(なます、音読みでは「カイ」、ピンインではkuài)は、切り分けた獣肉や魚肉に調味料を合わせて生食する料理をさす。
注釈
- ^ 漢書東方朔伝に「生肉為膾」(生肉を膾とする)という記載が、礼記に「肉腥細為膾」(肉や魚の細切れを膾とする)という記載がある。
- ^ 焙った肉の意 [1]。
- ^ 漢代に応劭が記した「風俗通義」という書物には「祝阿(現在の山東省斉河県祝阿)という土地で生魚を食べない奇異な風俗がある」と記録が残っている。なお隋書地誌伝にも同様の記載が残っており、隋代にも同様の風習が残っていたことがわかる。
- ^ 「八和齏」については北魏の農書、斉民要術に作り方が載っている(Wikisourceの該当箇所へのリンク)。それによると「蒜」(ニンニクもしくはラッキョウ)、「薑」(ショウガ)、「橘」(タチバナ)、「白梅」(ウメ)、「熟粟黄」(蒸した粟)、「粳米飯」(米飯)、「鹽」(食塩)、「醤」(醤油)という八種の材料を混ぜて作った物のようである。
出典
[続きの解説]
「膾」の続きの解説一覧
- 1 膾とは
- 2 膾の概要
- 3 ことわざ・慣用句
鱠
鱠 |
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