高山市直営期とは? わかりやすく解説

高山市直営期(1943-2004)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 13:35 UTC 版)

高山市図書館」の記事における「高山市直営期(1943-2004)」の解説

1943年昭和18年4月1日高山市図書館教育会から高山市移管され、市では新たに館則を制定し職員任命した当時蔵書数は5,539冊である。岐阜県第二次世界大戦以前設立され市町村立図書館高山市図書館以外には岐阜市立図書館大垣市立図書館羽島市立図書館蛭川村済美図書館(現・中津川市蛭川済美図書館)の4館しかなく、飛騨地方では唯一であった当時図書館の活動として特筆すべきは、1944年昭和19年8月始まった婦人読書会である。婦人読書会は月に1回図書館会費徴収して会員に1冊回し読みさせるというもので、戦中という厳し情勢でも市民教育熱文化熱の熱さ窺うことができる。 戦後間もない1949年昭和24年)、読書サークル紙魚の会」が発足し名作を読む月例読書会開催年報発行文学散歩企画などの活動2008年平成20年)まで継続し図書館活動支えることになる。1951年昭和26年)度の蔵書数は7,663冊で年間290日開館し、34,133人が閲覧訪れ156,675冊が閲覧供された。当時高山市教育委員会管轄していた社会教育施設図書館公民館だけであった。なお戦前から戦後間もない頃、古瀬文庫や角竹飛騨史料文庫など研究者向けに資料公開する個人文庫高山市内に点在していた。 1959年昭和34年9月1日に、火曜日と金曜日19時から21時まで図書館を開く夜間開館開始1962年昭和37年9月には姉妹都市アメリカ合衆国デンバーから贈られインディアン女性民族衣装、カウボーイハット、現地風景写真などを展示するデンバー室を設置し市民公開した1969年昭和39年8月7日高山市民会北側別棟移転し1階書庫2階閲覧室として供用開始した。 1976年昭和51年10月31日市制40周年記念事業一環進められていた新図書館整備完成11月3日文化の日から一般利用開始した図書館建物民間企業社屋改修したもので、鉄筋3階建て延床面積1,100m2で工費4000万円だった。古い街並みの残る上二之町立地(現・飛騨高山まちの体験交流館)したことから周囲になじむよう外壁塗装茶色系で統一し前庭植栽自然石配置により落ち着いた雰囲気作りが行われた。高山市図書館整備呼応して高山市文化協会は「1冊の本寄贈運動」を同年10月展開し中でも北村四郎は4,000冊の寄贈行った。また武田貞之は同年9月自身1973年昭和48年)の日展入選版画『いらか』を寄贈した新館は約21,000をもって出発し1階児童閲覧室視聴覚室書庫2階中高生閲覧室書架事務室3階一般閲覧室設けていた。また市制40周年記念協賛事業として11月3日から11月7日まで名誉市民瀧井孝作展を開催し瀧井の手書き原稿色紙著書など80点を展示した旧図書館高山市民会館の一部となり、大小ホールとして利用されることになった1990年代高山市図書館訪れた海野弘は、「石庭があったりして、風流な図書館」、「高山をさらに深く知るには、一時間でも、ここに来てほしいもの」と称賛している。また2階郷土資料室があり、職員休憩室代わりにコーヒーを飲むのに使っていたと記している。1996年平成8年)、高山市図書館『源氏物語』漢詩を読む講座開設した。この講座からは『源氏物語』講読するサークル3つ生まれ別の古典扱った講座派生するなど後の図書館活動大きな影響与えた煥章館への移転前の職員数は7人で、そのうち正規職員は4人であった

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