青淵文庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:50 UTC 版)
青淵文庫(せいえんぶんこ)は、渋沢栄一の傘寿と子爵昇爵を祝って竜門社会員から贈られた鉄筋コンクリート造2階建ての書庫。「青淵」の名は渋沢栄一の号より。外壁は石貼り、テラスに面した窓の上部はステンドガラスで飾られている。建物内部1階は床面チーク材張りの閲覧室、2階は書庫である。栄一の嫡孫・渋沢敬三が収集した論語などの漢籍約6,000冊が収蔵されていたが、これらは敬三の死去した1963年に東京都立日比谷図書館に寄贈された(現在は東京都立中央図書館蔵)。渋沢史料館の開館当初から本館新築までは展示室として使用された。 構造 - 鉄筋コンクリート・煉瓦造2階建 設計 - 中村・田辺建築事務所 施工 - 合資会社清水組 竣工 - 1925年 延床面積 - 330m2 登録区分 - 重要文化財(旧渋沢家飛鳥山邸)
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