史跡・展示物
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旧渋沢庭園 渋沢栄一の旧邸「曖依村荘(あいいそんそう)」跡の庭園。現存する2棟は共に「旧渋沢家飛鳥山邸」の名称で国の重要文化財に指定されている。建物の内部は毎週土曜日の午後のみ公開。 晩香廬(ばんこうろ) - 1917年(大正6年)竣工 青淵文庫(せいえんぶんこ) - 1925年(大正14年)竣工 静態保存車両 いずれも屋外保存。近年までは保存状態が悪く荒廃が著しかったが、2005年の園内整備に併せて修復・再塗装が行われ、上屋が設置された。国鉄D51形蒸気機関車 853号機 - 1943年製造、1972年6月まで走行。 東京都交通局6000形電車 6080号 - 1949年製造、1978年4月まで走行。 石碑 飛鳥山碑 - 1737年(元文2年)建立。飛鳥山の由来を記したもの。あまりに難解な漢文であるため、江戸時代は読めない碑として知られた。 桜の賦の碑 - 1881年(明治14年)建立。佐久間象山の書いた「桜賦」を、門弟勝海舟の意で碑にしたもの。 船津翁の碑 - 1899年(明治32年)建立。大久保利通の招きで駒場農学校農場監督となり、後に西ケ原の農事試験場技師として農業の発展に努めた船津伝次平の功績を顕彰するもの。こどもの広場脇の茶店隣に位置する。 古墳 飛鳥山古墳群 - 公園内に分布する古墳群で、円墳5基以上から構成される。1989年(平成元年)・1991年(平成3年)に発掘調査が実施されている。1号墳は直径31メートルの円墳で、主体部の埋葬施設は凝灰岩質石材による切石積みの横穴式石室であり、石室の平面形は石室中央部が膨らむ胴張り形を呈する。その他の古墳は直径20メートル程度の円墳で、周溝が認められる。古墳時代後期-終末期の6世紀後半-7世紀初頭頃の営造と推定される。 晩香廬 青淵文庫 D51 853 飛鳥山碑 桜の賦の碑
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