鉄道における例
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鉄道におけるチャイムのメロディーは旧・日本国有鉄道(国鉄)時代、電車と東海道新幹線(開業当初)は「鉄道唱歌」、気動車は「アルプスの牧場」、客車は「ハイケンスのセレナーデ」が一般的だった。JR化以降は各車両や列車で独自化が始まり、クラシック音楽・童謡などのほか数多くのオリジナルメロディーを電子音風にアレンジしたものもある。 東海道・山陽新幹線では、2003年11月23日まで、「のぞみ」と「ひかり」・「こだま」で、始終着駅と途中駅で異なるチャイムが車種に関係なく使用されていたが、翌11月24日以降、JR東海車と西日本旅客鉄道(JR西日本)車で、種別に関係なく始終着駅と途中駅で異なる両社のキャンペーンソング(JR東海車 : 「AMBITIOUS JAPAN!」、JR西日本車 : 「いい日旅立ち・西へ」)を用いたチャイムを使用している。なお、両社のキャンペーンソング導入以前に「のぞみ」号の始終着時に使用されていたチャイムは東京駅の東海道新幹線ホームで発車メロディとして使用されている。また同じく、ひかり・こだま号の始終着時に使用されていたチャイムは山陽新幹線の各駅の(新大阪駅を除く)ホームで接近メロディとして使用されている。 山陽・九州新幹線では、JR西日本車は東海道・山陽新幹線と同じ「いい日旅立ち・西へ」に対して、JR九州車は向谷実によるオリジナルのチャイムを使用している。 北陸新幹線では、JR東日本車は上越新幹線と共通のメロディを使用している。これに対し、JR西日本車は開業当初は「いい日旅立ち・西へ」を使用していたが、2015年10月より谷村新司の「北陸ロマン」を使用している(JR西日本の特急「サンダーバード」も同様) 山陽新幹線区間における特別車両では、2015年11月〜2018年5月までテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボレーション企画の一環として運行した「500 TYPE EVA」にて、車内チャイムに番組主題歌の「残酷な天使のテーゼ」が使用された。同編成を再改造して運行開始した「ハローキティ新幹線」でも、オリジナルメロディが車内チャイムとして使用される。 北海道新幹線、山形新幹線、秋田新幹線では、JR東日本車・JR北海道車共に東北新幹線と共通のメロディを使用している。(以前の北千住駅発車メロディのアレンジ)近畿日本鉄道の一部特急車両(近鉄21000系電車・近鉄50000系電車など)や沖縄都市モノレールでは各駅到着前に個別の車内チャイムを使用する。各停車駅毎に違うチャイムではないが、JR西日本の急行「能登」(489系)、特急「こうのとり」・「きのさき」等(287系など)、智頭急行の特急「スーパーはくと」(智頭急行HOT7000系気動車)などではその地域にあわせた民謡をアレンジした車内チャイムを使用している。 小田急電鉄では有料特急であるロマンスカーにおいて、50000形(VSE)と70000形(GSE)の車内チャイムに自社のCMソングである「ロマンスをもう一度」を使用している。 広島電鉄では通常はチャイムだが、広島電鉄本線の原爆ドーム前停留場に限り鐘の音を流す。また、乗換え指定電停では専用のチャイムが流れる。 北越急行では、普通列車の始発・終着チャイムにJRバス各社が運行する都市間高速バス「ドリーム号」車内チャイムと同じものを使用。一部列車では河口恭吾の「大吟醸くらい混じり気ない恋を探してる」が流される。 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)では、終着駅到着時に車内チャイムを使用している。通常はオリジナルのメロディだが、谷町線八尾南駅に限り「河内音頭」のアレンジが流れる。 東日本旅客鉄道(JR東日本)の特急・新幹線の車内チャイム音源はCD化され、テイチクが発売元である「JR東日本発車メロディー・特急車内メロディー音源集~山手線一周+α~」に収録されている。
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鉄道における例
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基本的には、駅において改札を通過した人員、あるいは異なる鉄道事業者の路線へ乗り通した人員を表す。同じ事業者の路線、あるいは、列車相互での乗り換えは含まれない。例として、同一事業者の路線が集まる駅で多数の乗客が改札を通過せず乗り換え利用する場合、あるいは東京メトロで多くみられる改札外乗り換えであっても同一事業者の同一駅扱いである場合、その乗客は乗客人員に含まない為、駅が終日混雑しているのにもかかわらず乗降人員が少なかったり、逆に異なる事業者が直通運転を行う場合の結節点となる駅では、駅の改札の通過はおろかホームにすら降りない直通列車をそのまま利用する乗客(直通人員)が乗降人員に計上される場合があり、さほど駅が混雑していないようでも極端に乗降人員が多いといった乖離が見られる場合があり、必ずしもその駅の重要性・混雑具合を示す数値とはならない。 事業者によって数値公表が、乗車数のみの乗車人員と降車数も含む乗降人員で異なっており、両者を比較する際は注意が必要である。この場合、乗車人員の方を2倍にして乗降人員として比較する事もある。また、利用客数や利用者数などの表現の場合、その値が乗車人員か乗降人員であるか不明確であり注意が必要である。
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