鉄道における特殊な利用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:49 UTC 版)
「ドアコック」の記事における「鉄道における特殊な利用法」の解説
駅において列車の全てのドアを開けないドアカットを実施している場合に、その車両に開けるドアを選択する装置が設置されていないときは、係員がドアコックを操作して手動でドアを開けるということが行われることがある。 例えば、箱根登山鉄道の風祭駅ではホームが短いため(現在はホームが延長された為扱っていない)、またホームライナーや京急ウィング号では改札係を配置し乗降を取り扱うドアを限定するがドア扱いする車両を選択できない車両を使用するため、上記操作を行う。また吉岡海底駅・竜飛海底駅では、青函トンネルの海底駅見学客しか乗降が許されない上、ホームの構造上乗降出来る車両が限られていたため、かつては見学者専用の車両のみ非常用ドアコックを使用してドアの開閉を行っていた。 そのほか、車両基地でのイベント時などに、乗務員用通路から乗客を下ろすときに使用することがある。
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