重症度分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/22 20:34 UTC 版)
重症度は基本的に治療開始後に判定し、以下の(1) 又は (2) を満たす者を対象とする。 ステロイド依存性十分量のステロイド治療を行い寛解導入したが、ステロイド減量や中止で臓器障害が再燃し、離脱できない場合 ステロイド抵抗性十分量のステロイド治療<初回投与量(0.5~0.6mg/kg)> を6か月間行っても寛解導入できず、臓器障害が残る場合 臓器障害 当該疾患に罹患している各臓器固有の機能障害が残るもの 腎臓 CKD重症度分類ヒートマップが赤の部分の場合 胆道 閉塞性黄疸が解除できずステント挿入などが必要 または重度の肝硬変Child Pugh B以上 膵臓 閉塞性黄疸が解除できずステント挿入などが必要 または膵石などを伴う重度の膵外分泌機能不全 呼吸器 PaO2が60Torr以下の低酸素血症が持続する。 後腹膜・血管:尿路の閉塞が持続する、血管破裂 あるいはその予防のためのステンティング 下垂体 ホルモンの補償療法が必要 CKD重要度分類 (エビデンスに基づくCKD診療ガイド2013より引用)原疾患蛋白尿区分A1A2A3糖尿病 尿アルブミン定量 (mg/日)尿アルブミン/Cr比(mg/gCr) 正常 微量アルブミン尿 顕性アルブミン尿 30 未満 30から299 300以上 高血圧、腎炎、多発性嚢胞症、腎移植、その他 尿蛋白量(g/日)尿蛋白/Cr比(g/gCr) 正常 軽度蛋白尿 高度蛋白尿 0.15未満 0.15 - 0.49 0.50以上 GFR区分(m L/分/1.73m2)G1 正常または正常高値 90以上 付加リスク無し 低リスク 中等リスク G2 正常または経度低下 89以下、60以上 付加リスク無し 低リスク 中等リスク G3a 軽度から中等度低下 59以下、45以上 低リスク 中等リスク 高リスク G3b 中等度から高度低下 44以下、30以上 中等リスク 高リスク 高リスク G4 高度低下 29以下、15以上 高リスク 高リスク 高リスク G5 末期腎不全(ESKD; 旧CRF) 15未満 高リスク 高リスク 高リスク
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重症度分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/30 01:21 UTC 版)
超重症 - 4〜5項目該当するか、1項目以上該当し、かつ、ショック(循環不全)が存在する場合であり、集中治療室での治療の適応となる。
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重症度分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:48 UTC 版)
「自己免疫性溶血性貧血」の記事における「重症度分類」の解説
日本の厚生労働省により治療に対する反応性について重症度分類も設定されている。予後評価の比較を今後検討するために、この分類はもっぱら温式抗体に伴う自己免疫性溶血性貧血を対象にしている。 自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の重症度分類 stage 1 軽症 - 薬物療法を行わないでヘモグロビン濃度 10g/dl以上 stage 2 中等症 - 薬物療法を行わないでヘモグロビン濃度 7~10g/dl stage 3 やや重症 - 薬物療法を行っていてヘモグロビン濃度 7g/dl以上 stage 4 重症 - 薬物療法を行っていてヘモグロビン濃度 7g/dl未満 stage 5 最重症 - 薬物療法および脾摘を行ってヘモグロビン濃度 7 g/dl未満 — 厚生労働省 特発性造血障害に関する調査研究班(2004年度改訂)、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の重症度分類
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重症度分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 07:33 UTC 版)
小児例(18歳未満) 小児慢性特定疾病における状態の程度に準ずる。 成人例 以下の1~4のいずれかに該当する者を対象とする。 難治性てんかんの場合:主な抗てんかん薬2~3種類以上の単剤あるいは多剤併用で、かつ十分量で、2年以上治療しても、発作が1年以上抑制されず日常生活に支障を来す状態(日本神経学会による定義)。 先天性心疾患があり、薬物治療・手術によってもNYHA分類でII度以上に該当する場合。 気管切開、非経口的栄養摂取(経管栄養、中心静脈栄養など)、人工呼吸器使用の場合。 腎不全を伴う場合。CKDの重要度分類表の「高リスク」(赤色) NYHA分類 I度心疾患はあるが身体活動に制限はない。 日常的な身体活動では疲労、動悸、呼吸困難、失神あるいは狭心痛(胸痛)を生じない。 II度軽度から中等度の身体活動の制限がある。安静時又は軽労作時には無症状。 日常労作のうち、比較的強い労作(例えば、階段上昇、坂道歩行など)で疲労、動悸、呼吸困難、失神あるいは狭心痛(胸痛)を生ずる。 III度高度の身体活動の制限がある。安静時には無症状。 日常労作のうち、軽労作(例えば、平地歩行など)で疲労、動悸、呼吸困難、失神あるいは狭心痛(胸痛)を生ずる。 III度心疾患のためいかなる身体活動も制限される。 心不全症状や狭心痛(胸痛)が安静時にも存在する。 わずかな身体活動でこれらが増悪する。 CKDの重要度分類 (エビデンスに基づくCKD診療ガイド2013より引用)原疾患蛋白尿区分A1A2A3糖尿病 尿アルブミン定量 (mg/日)尿アルブミン/Cr比(mg/gCr) 正常 微量アルブミン尿 顕性アルブミン尿 30 未満 30から299 300以上 高血圧、腎炎、多発性嚢胞症、腎移植、その他 尿蛋白量(g/日)尿蛋白/Cr比(g/gCr) 正常 軽度蛋白尿 高度蛋白尿 0.15未満 0.15 - 0.49 0.50以上 GFR区分(m L/分/1.73m2)G1 正常または正常高値 90以上 付加リスク無し 低リスク 中等リスク G2 正常または経度低下 89以下、60以上 付加リスク無し 低リスク 中等リスク G3a 軽度から中等度低下 59以下、45以上 低リスク 中等リスク 高リスク G3b 中等度から高度低下 44以下、30以上 中等リスク 高リスク 高リスク G4 高度低下 29以下、15以上 高リスク 高リスク 高リスク G5 末期腎不全(ESKD; 旧CRF) 15未満 高リスク 高リスク 高リスク
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重症度分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 23:13 UTC 版)
治療方針を決定するためにSpetzlerの重症度分類が用いられることが一般的である。 AVMの重症度分類(Spetzlerら、1986)特徴点数nidusの大きさ小(〜3cm) 1 中(3〜6cm) 2 大(>6cm) 3 周囲脳の機能的重症性重要でない 0 重要である 1 導出静脈の型表在性のみ 0 深在性 1 重症度(Grade)=(大きさ)+(機能的重要性)+(導出静脈)=(1,2,3)+(0,1)+(0,1) 機能的に重要な部位とは、運動野、知覚野、言語野、視覚野、視床、視床下部、内包、脳幹部、大脳脚、深部小脳核を指す。
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