経管栄養

デジタル大辞泉

けいかん‐えいよう〔ケイクワンエイヤウ〕【経管栄養】

読み方：けいかんえいよう

食事を口から摂れない患者に対して、鼻や腹部に形成した瘻孔(ろうこう)からチューブを使って栄養補給を行うこと。

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経管栄養

【仮名】けいかんえいよう
【原文】tubefeeding

経腸栄養（消化器系に液体で投与する栄養）の一種。経管栄養用に、細い管を鼻から通して胃または小腸に配置する。管をどれぐらいの間使用するかによっては、手術で腹部外側に開口部を設け、そこを通して胃や腸管に配置することもある。食物や飲料だけでは栄養が十分でなく、嘔吐や制御不能な下痢がない場合に、経管栄養が用いられる。経管栄養は、食物摂取が可能な場合の追加の栄養補給手段としても、唯一の栄養補給源としても使用できる。

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経管栄養

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/01 09:37 UTC 版)

経管栄養（けいかんえいよう、英：Tube feeding）とは、経口摂取が不可能あるいは不十分な患者に対し、体外から消化管内に通したチューブを用いて流動食を投与する処置である。広義には、チューブを介した栄養と言う意味で高カロリー輸液も含めることがある。その場合、流動食を用いたものは経腸栄養（enteral nutrition）もしくは経腸経管栄養と呼ばれる。

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経管栄養

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/05 03:26 UTC 版)

「投与経路」の記事における「経管栄養」の解説

経鼻胃管や胃瘻、十二指腸瘻などを用いた胃、十二指腸への投与。何らかの理由により経口投与が困難な場合に用いられる。動物を用いた薬物試験の場合も良く用いられる。