完全腸管外栄養、完全静脈栄養
【原文】total parenteral nutrition
tpn。栄養法の一種で、静脈内に栄養を注入するもの。完全腸管外栄養では消化器系が使われることがない。この方法は、止まらない嘔吐、重度の下痢、腸の疾患などのために腸管からの栄養吸収が不可能な患者に対して用いられる。大量化学療法や放射線療法、骨髄移植などを受けている患者にも用いられることがある。完全腸管外栄養を行えば、蛋白、カロリー、ビタミン全ての所要量の摂取が可能となる。「hyperalimentation(高栄養療法)」、「parenteral nutrition(非経腸栄養)」、「tpn」とも呼ばれる。
完全腸管外栄養と同じ種類の言葉
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