重症受動喫煙症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 15:04 UTC 版)
慢性受動喫煙症と重なるように発病するのが重症受動喫煙症の病気である。 疾患 悪性腫瘍(肺癌、子宮頚癌、白血病など) 副鼻腔癌 虚血性心疾患 乳幼児突然死症候群 COPD 脳梗塞 心筋梗塞(致死性の疾患の場合) これらが、重症受動喫煙症に属する疾患である。重症受動喫煙症の診断基準は、非喫煙者が週に1時間以上繰り返し避けられない受動喫煙があり24時間以内に測定した尿からコチニンを検出するかどうかである。但し、1日に数分でも連日に渡って避けられない受動喫煙がある場合にはこれに起因する他の慢性の症状が起きる可能性があり、1日に1時間以内のタバコ煙の暴露でも状況をみて総合的に判断し受動喫煙症と判断してもよいとされる。
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