重症になりやすい低温熱傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:52 UTC 版)
低温熱傷は極端に熱源の接触時間が長いため、発赤や水疱形成だけに見えても深部に深い損傷を負っていることが多い。睡眠時は痛みに気づかないため深達性II度(DDB)まで傷を負い、さらに進行性に深くなりIII度(DB)まで達することもまれにはある。深くなる理由としては、皮膚の血流量より脂肪層の血流量が少なく、皮膚の血流で受傷した創が冷やされて軽症に見えても脂肪層では血流により冷却されないことが挙げられる。
※この「重症になりやすい低温熱傷」の解説は、「熱傷」の解説の一部です。
「重症になりやすい低温熱傷」を含む「熱傷」の記事については、「熱傷」の概要を参照ください。
- 重症になりやすい低温熱傷のページへのリンク