酎ハイ
酎ハイ(ちゅうはい)
焼酎にレモン・ライムなど果実のジュース・エッセンス、さらには糖類・酸味料を加え、炭酸を含ませた低アルコール濃度の酒類の俗称。本来は「焼酎のハイボール」すなわち焼酎を炭酸水で割ったものを指した。焼酎ブームの波に乗って、昭和五九年には爆発的な人気を得、約10kl、小売総額で550億円は売れたと推定されるが、その大部分は酒税法にいう焼酎ではなく、焼酎または原料用アルコールを主原料として調製したリキュールであり、スピリッツである。酎ハイは低アルコール飲料であり、またその爽(さわ)やかさ、調製による種類の豊富さ、創造性、ファッション性に加え気取りがなく安価であることなど、様々な点で現代人の嗜好(しこう)にマッチした。
チューハイ
(酎ハイ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 02:08 UTC 版)
チューハイ(酎ハイ)は、日本で最も広く飲用されるカクテル。 基本的に、焼酎、フレーバー、炭酸水で構成される。
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[続きの解説]
「チューハイ」の続きの解説一覧
- 1 チューハイとは
- 2 チューハイの概要
- 3 地方による認識の違い
- 4 脚注
「酎ハイ」の例文・使い方・用例・文例
- 酎ハイという飲み物
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