謎の騎士とは? わかりやすく解説

謎の騎士 (The Mystery Knight)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:49 UTC 版)

氷と炎の歌」の記事における「謎の騎士 (The Mystery Knight)」の解説

2010年発表

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謎の騎士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 01:05 UTC 版)

ダンクとエッグの物語」の記事における「謎の騎士」の解説

第三中編は、ジョージ・R・R・マーティンガードナー・ドゾワによって編集されアンソロジー"Warriors"(日本語未訳)に収められ2010年出版された。『七王国の騎士』に収められている。リヴァーランド舞台とする。 「誓約の剣」と同様に物語はエイリス・ターガリエン一世治世舞台とし、〈ブラックファイアの反乱〉の余波がさらに詳細に描かれている。 物語は、ダンクエッグが〈石の聖堂の町〉(ストーニー・セプト)を離れるところに始まる。北部海岸へのグレイジョイ家の襲来撃退するためにベロン・スターク公が兵を募集しており、二人スターク公に仕えるために北部向かおうとしている。その途中、断首された司祭目にするダンク司祭が〈王の手〉の血斑公(ブラッドレイブン)を批判する説教をしていたこと、血斑公があらゆる場所にスパイ放っていることを思い起こす旅の途中橙色の野に3つの黒い城を紋章とする、星嶺城(スターパイク)のゴーモン・ピーク公が率い旅の一行出くわす旅の一行中には、アリン・コクショー公と、豪華な装いの〈草臥しの騎士〉を名乗るフィドル弾きサー・ジョン〉もいる。ピーク公とコクショー公はダンク疑って侮辱するが、サー・ジョン礼儀正しくふるまう。サー・ジョンはアンブローズ・バターウェル公の婚儀参加しないかとダンクを誘う。バターウェル公とフレイ家の娘との婚儀を祝うために馬上試合催され優勝賞品ドラゴンの卵であると言うダンクはゴーモン・ピーク公に嫌悪感抱いて誘いを断る。ダンクがかつて従者として使えたサー・アーランによれば、甥であり従者であったペニーツリーのロジャーが〈赤草ヶ原の戦い〉でピーク公に殺されたためである。エッグは、ピーク公の橙色の野に3つの城の紋章は、ピーク家がかつては3つの城を所有したことに由来するが、ピーク公がデイモン・ブラックファイアに味方したため2つは王に没収されたとダンク教える。 ダンクは3人の〈草臥しの騎士〉と知り合う。サー・メイナード・プラム、〈深き湿原のサー・カイル〉、そしてデイモン・ブラックファイアのために戦った有名な戦士である”火の玉”クウェンティン・ボールの落とし子であると主張する、若い騎士サー・グレンドン・ボールである。ダンクは3人に誘われて気を変え婚儀に行くことにする。 婚儀白亜城(ホワイトウォール)で行われフレイ公が4歳世継ぎ(ウォルダー・フレイ)と、バターウェル公に嫁ぐ15歳の娘を連れて到着するエッグは、バターウェル公は〈ブラックファイアの反乱〉ではどちら側にもつかなかったが、息子一人は"赤きドラゴン"と呼ばれるデイロン・ターガリエン二世に、別の一人は"黒きドラゴン"と呼ばれる僭称者デイモン・ブラックファイアに味方したダンク教える。バターウェル家のいずれかが必ず勝者の側につくように企んだものであったが、息子二人とも赤草ヶ原の戦い〉で死んでいた。エッグ次第婚儀に関する疑い強め、旗や紋章多く反逆者"黒きドラゴン"に味方した貴族のものである教える。ダンクは、〈赤草ヶ原の戦い〉は10年以上も前のことであり、過去過去であるとエッグに言う。婚儀では小人一座が芸を見せて客を楽しませるダンクサー・ジョン指名され床入りのために花嫁寝室に運ぶ。サー・ジョン街道ダンクに気がついたと言いダンクが〈王の盾〉の白い鎧を着て以前から自分夢に現れていたと言うサー・ジョンは、彼の夢は常に正夢になると言い、かつて彼は兄弟の死夢に見ており、白亜城でドラゴンが卵から孵る夢も見たと言うダンクは、"吊るし首騎士"と名乗る謎の騎士として、最初馬上槍試合に出ることを決める。サー・ロングインチとの戦いで盾を壊し、かつてつるし首が描かれた盾を買って使っていたためであり、アッシュフォードサー・ダンカン・ザ・トールの話を聞いた者がいるかもしれず、エッグ正体明るみに出ることを恐れていたためである。だがダンクは、"蝸牛騎士"として知られるサー・ユーサー・アンダーリーフに敗北する失神したダンク意識取り戻し取り決め従い、サー・ユーサーに鎧と馬を差し出す。補償金払って取り戻す余裕がないため、ダンク落胆する。サー・ユーサーは、ある人物彼に金を払ってダンクを殺させよう企みもう少し額が多ければ実際にダンク殺したかもしれないという。馬上槍試合再開する前にドラゴンの卵盗まれ、サー・グレンドン・ボールが疑われピーク公によって囚われるダンクは、エッグが行不明であることに気づいて探し始める。探索中、ダンクはアリン・コクショー公に殺されそうになる。コクショー公はサー・ジョンダンク寄せ関心嫉妬し、サー・ユーサーに金を払ってダンクを殺させようとしたと告白するダンクはコクショー公を井戸投げ込んで切り抜けるが、短剣傷を負う。サー・メイナード・プラムがダンカン助けに来るが、その正体血斑公の数多スパイ一人であり、サー・ジョン真の名前は、父デイモン・ブラックファイアと同じデイモンであることが明らかになるダンク聖堂に赴き、エッグ正体知り恐怖するバターウェル公とエッグを見つける。エッグはバターウェル公にエッグダンク馬上試合調査するために送られスパイであり、父のプリンス・メイカーが軍を引き連れて来るところだと嘘をついている。バターウェル公の義理の息子の、黒のトム・ヘドルが現れ、プリンス・メイカーの愛息エッグ殺して戦争起こそうとする。トム・ヘドルは、ダンク馬上試合不得手ぶりを嘲るが、ダンク自分は剣のほうが得意だ答える。だがトム・ヘドルはダンク警告耳を貸さずダンクに喉を突きさされて死ぬ。ダンクはバターウェル公と共に逃げるようエッグ命じる。エッグ逃げ時間を稼ぐため、エッグサー・ジョン実はデイモン・ブラックファイアに向かって、ゴーマン・ピーク公はドラゴンの卵盗んだ罪で、無実のサー・ボールを捕えていると訴える。 デイモンはこれに怒り、サー・ボールに決闘裁判無実証明する機会与える。サー・ボールはしたたかに馬上槍試合デイモン破り、泥の中に打ち倒したため、観客デイモンを"茶色いドラゴン"と呼んで嘲笑する。この時までに、エッグ叔父の〈王の手〉ブリンデン・リヴァーズ、またの名を血斑公に率いられる大軍白亜城を包囲しデイモンは捕えられ、居合わせた公や騎士大部分戦わず降伏するダンクは、槍先にゴーマン・ピーク公の首と黒のトム・ヘドルの首を刺して表に飾る天幕の中で、血斑公に面会するエッグその場におり、サー・グレンドン・ボール、ダンク、そして他の〈草臥しの騎士〉達は報酬を受けるべきだと要求する血斑公は、エッグ以前増して勇敢になり自信にあふれ、エッグこそが、デイモン夢に見たドラゴンであると気づく。バターウェル公は血斑公の面前怖じ気づき、その富の10分の1だけを保つことを許される。だが白亜城は王に没収され取り壊されることになる。エッグ求めに応じて血斑公はダンクの鎧を取り戻すため金貨を渡す。エッグドラゴンの卵はどうなったのか血斑公に尋ねる。血斑公は、自分スパイが城の秘密の通路通って警備され部屋から卵を盗み出したのだと語る。エッグは、大人の男は狭い通路通れいだろうと言う血斑公は、子供なら通れると答える。あるいは小人でも通れるだろうと、ダンク口に出し婚儀で芸をしていた小人たちの事を思い出す。

※この「謎の騎士」の解説は、「ダンクとエッグの物語」の解説の一部です。
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